国際オリンピック委員会の理事会が夏季五輪競技からレスリングを除外することを決定したそうだ。
これはちょっとびっくりしたね。
何がびっくりしたかって、そんなにレスリングってマイナー競技だったのか?ってことだ。
ちなみに、除外の候補になっていたのは、
ホッケー、テコンドー、カヌー、近代五種、レスリング、だそうだ。
いやあ、どう考えてもレスリングは圧倒的にメジャーな気がするけどなあ。どうなんだろうか?
ちょっと調べてみると、女子レスリングは世界的に見るとかなり競技人口は少ないらしく、マイナー競技のようだ。日本は女子レスリングは強いんでね、メジャーな気がしてたけど。
一応男女比率とかも、除外理由としてあるようなので、この辺が不利だったのかもしれない。
でも、男子レスリングは圧倒的にメジャー競技なんでねえ、除外されようとは思えないんだけどねえ。
そして、今後、レスリングが争う追加競技候補というのは、
野球およびソフトボール、空手、ローラースケート、スポーツクライミング、スカッシュ、ウェークボード、太極拳、だそうで、
うーん、どうひいき目に見てもマイナー競技だらけ。
レスリングがそれらと同等とはどう考えても思えない。ほんまかいな?と思う話だ。
ちなみにだが、野球とソフトボールというのは、日本ではばりばりメジャーだけど、海外ではまるっきりマイナー競技。野球をしているのは日本、アメリカ、それと韓国、台湾、そしてキューバぐらいなもんで、その他の国ではまるっきり知られていない。
正直なところ、オリンピック競技としてふさわしいかどうかは微妙だ。日本は強いんで、オリンピック競技になってほしいのは解るけどね。
レスリングが除外された理由としては、ロビー活動不足、というのは間違いない。つまりは理事たちに金を配らなかったということだ。そして、まさか除外されないだろうというレスリング協会なりの怠慢もあったんだろうね。
そんな理由で、レスリングという最も歴史のある、オリンピックを代表するような競技があっけなく除外されちゃうという恐ろしい自体になるんだわな。
なんというか、まあそんなもんだわな。世の中というのは。