ブログネタ:ショックだった振られ方
参加中一生懸命塗り固めて葬り去った古傷を
何も知らずに発掘に来た考古学者が
お~、これは珍しいモノを発見したぜ
って自慢気に表舞台に引きずり出して
晒しものにするようなお題ですよねぇ
最初に目にした時から気になって気になって
無視しろ無視しろっていう自分と
晒しちゃえ晒しちゃえっていう自分が鬩ぎ合ってて
今日まで延ばし延ばしにしてたんですが
最終日になっちゃいましたしねぇ
何よりも書けちゃうブログネタが目の前に転がっているのに
それを避けて通るなんてねぇ
やっぱりできないでしょう
ということで書きま~す
あれはまだ私が25、6歳の頃
相手は勤めていた会社に出入りしていた
1歳年上の取引先の女性でした
可愛い感じなんだけど気が強くて快活
部署的に話をする機会が多くて気にはなっていたんですが
明日からGWで休みに入るという日に
突然に飲みに行こうって誘われて
もちろん何の予定もなかった私は二つ返事でOKして
その日は何軒かはしごしながら朝まで飲みました
最後に入った小さいけどお洒落な感じのお店のマスターが
お店を閉めた後に特別だよって言いながら
本格的な夜明けのコーヒーをプレゼントしてくれたりして
もう雰囲気は最高潮で
寄り添いながらてくてく歩いて帰った先は彼女の部屋で
そのままGW中一緒に過ごして付き合いが始まりました
お互いに終わりの時間の読めない仕事をしている二人
なかなかデートする時間もとれなかったんですが
それでも週に3回ぐらい飲みに行ってました
六本木にお洒落なBARを見つけて
ほとんどそこに入り浸ってて
最後には流れた他のお客さんのボトルに
二人の札が下がるぐらい常連になってました
もちろん二人が休みの日には
レンタカー借りてドライブに行ったり
温泉旅行に行ったり
色々と微笑ましいエピソードもいっぱい作りました
私としては本当に幸せな日々で
このままずっとこれが続いて
いつかは一緒に暮らしたり・・・
そんな思いを抱き始めた頃
まさに唐突な感じで終わりの日がやってきました
その日は私の誕生日
実は誕生日に彼女がいるなんて
社会人になった初めてのことだったので
かなりワクワク期待感に胸を膨らませてました
いつものBARで待ち合わせをし、
いつものようにカウンター席で食事をしながらバーボンを飲んで
いつものように楽しく会話をし
何一つ変わらない時間が過ぎていき
さあこれからどうしようかなっていうタイミングになった時
突然真顔になった彼女は、私をじっと見つめて一言
別れよ
もう直球も直球、
打ち返せるもんなら打ち返してみろと言わんばかりの
ど真ん中への豪速球勝負
もちろん私に打ち返せるわけもなく
えっ?
って聞き返すのがやっと
するとさらに
もう終わりにしたいのよ、
私はもう少し飲んでいくから先に帰って
とさらに鋭い速球で胸元をえぐってきました
もう私の頭の中は一瞬にして真っ白
たぶんこの人は何を言っているんだろうって顔で
呆然と彼女を見つめてたと思います
体も硬直しちゃって身じろぎもせずって感じで
そんな私を見て駄目だと思ったのか
彼女は無言で立ち上がると支払いをすませて
店を出ていってしまいました
慌てて追いかける私・・・
今思うとみっともない限りの行動ですけど
その時は本能で動いてますよね
その後どういう行動を取ったかは覚えてないですけど
さすがに彼女も危ないと思ったのか
タクシーで家まで送り届けられました
タクシーの中で彼女は延々と話し続け
私はただただ頷くだけで・・・
たぶんその時に振られた理由なんかも聞いたんでしょうけど
もちろん何も覚えてません
だからいまだに何故あの時に振られたのかが分からないんです
結局二人の仲はその日で終わりになりました
私に極度の女性不振と、
その後数年間に及ぶ来て欲しくない誕生日を残して
今、書いてみて思ったんですが
ここまで鮮明に覚えてるもんなんだな
それが余計に衝撃の深さを物語っているような
そんな気がします

