この日の試合で10月11日から始まった大会のひとつの区切りとなります。
さいたま市北部(大宮、与野、岩槻)大会参加33チームを勝ち抜いた七里と日進、さいたま市南部(浦和)大会参加34チームを勝ち抜いた三室と栄和の4チームがさいたま市1位の座をかけて戦いました。
開催日は前々日の天気予報では台風直撃の虞もあった10月31日
幸いに台風は速度を速め、前日の夜には房総半島沖をかすめるように通り過ぎていったため、台風一過の秋晴れとはならなかったものの、大会の方は問題なく開かれました。
この日の天気は時折小雨も降る曇りがちの天気、もし会場の与野八王子グラウンドが人工芝のピッチでなかったらさすがにやれなかったかもしれないですね。
全ての試合が終わって後片付けの時にピッチ内に入ったのですが、2試合終わった後だというのにかなり水を含んだ状態、競馬に例えるなら限りなく重に近い稍重の馬場ってところでした。
大会の形式はトーナメント方式、初戦は北部南部それぞれの1位のチームと反対側の2位のチームが対戦。すでに4チームしかいないのでいきなり準決勝ということになります。
準決勝
vs七里
南部地区の1位は大宮のFC七里
このチームとは去年の見沼カップという大会で戦っています。栄和SSSのメンバーは5年生が中心でしたのでほぼ今のメンバーが出ていましたが、相手の七里は1学年上の6年生が相手でした。
結果は、試合は終始押され気味でしたがしっかりと守りきりPK戦の末に勝ちました。今回の七里のチームとは違うので参考にはなりませんが、まあ悪いイメージではないですね。
実際の七里は大宮では強い部類に入るチームだと認識しています。ホームページによると背の高い子はいないものの走り勝つサッカーで勝ち上がってきたというようなことが書かれていました。サッカーの質としては栄和SSSと近いものがあるのかもしれません。
栄和SSSのフォーメーション、スターティングメンバーはこれまでと変わらず。
七里のキックオフで始まった前半、3分にGKのT.S.が蹴り返そうとしたボールをミスキック、直接七里のCFに渡りシュートを打たれますが枠を大きく外し事なきを得ます。この攻撃をキッカケに七里がペースをつかみ、栄和SSSはしばらく押し込まれる展開となりましたが、なんとか凌ぎきります。
6分、栄和SSSは右サイドのスローインから七里ゴールに迫りますが相手DFに大きくクリアされます。このボールを拾ったCBのO.T.が自陣から迷うことなく再び七里ゴール前へロングフィード、ペナルティーエリア内左まで飛んだボールがCFのY.D.の頭にジャストヒット、勢いよくゴール右隅へと突き刺さり先制点を奪いました。
これで流れをつかんだ栄和SSSが2点目を狙い積極的に攻めますが得点には至りません。七里の方はボールを奪うとすぐに右サイドに展開、足の速い右SHの子が突破しチャンスを演出しますが決め切ることができず1-0のまま前半を終了しました。
試合は支配しているものの、右サイドに強烈な武器を持った七里なのでカウンター一発の怖さがあり、やはり1点差ではこの先どうなるか分からないので、早い段階での追加点が欲しいところでした。
栄和SSSのキックオフで始まった後半。前半の勢いのまま栄和SSSがペースをつかみ攻撃を仕掛けます。
24(後半4)分、七里陣内右サイドの深いところでOMFのS.S.が素早いチェックからボールを奪い、CFのY.D.に、さらに中央へと流し込んだボールを走り込んだCFのS.K.が足で合わせゴール。ボールを奪ったところからシュートまで流れるような展開で2点目をあげました。
その後しばらくは栄和SSSの勢いは衰えず相手ゴールに迫りますが、七里もしっかりとした守りで失点を防いていました。そして七里も10分過ぎから再び攻勢にでコーナーキックからビッグチャンスをつかみますが、シュートは惜しくもGK正面、流れをつかみきれませんでした。
そして38(後半18)分、栄和SSSは七里の右サイド、エンドライン近くからのスローインを受けたCFのY.D.が反転してそのまま中央へとドリブルで切れ込み、最後はGKもかわしてゴールへと流し込み、試合を決定づける3点目を奪いました。
試合はそのまま終了、栄和SSSは3-0で勝利し決勝進出を決めました。
試合の入りはピッチ状態が悪かったことも影響したのか、パス合わなかったり、簡単なトラップミスをしたりと不安な部分もありましたが、ボールの走り具合とかを把握してからはきちんと展開も出来るようになり、2点目を取った時点で試合はほぼ決まっていたように思います。
七里に関しては、これまで戦ってきた浦和のチームに比べると球際が甘いかなという印象を受けました。中盤でギリギリのところで栄和SSSに先にボールに触られ奪われるシーンが目に付き、そういった意味では楽な戦いが出来るなという気がしました。攻撃の方も右サイドにあれだけ足の速い子がいて何度も突破が図れているのに、逆に他の子が付いて行けず中を作れずに単発で終わってしまうことがしばしばでした。彼一人で決め切れれば良いのでしょうが、さすがにここまで来るとそんなに甘くはないというところかもしれません。
準決勝のもう1試合は三室が日進に6-0という大差で勝利。決勝は南部大会の1位決定戦と同じ顔合わせとなりました。
栄和SSSにとっては早くもおとずれたリベンジのチャンスだったのですが・・・ちょっと早すぎかな・・・あの後、台風のおかげで1度も練習出来てないんですよねぇ。

