W杯南アフリカ大会、昨日で出場全チームが1試合ずつ戦いました。


決勝トーナメント進出が有力視されるチームのうち順当に勝ち点3を上げたのは、アルゼンチン、ドイツ、オランダ、ブラジルの4チームのみで、スペインはこれまで1度も負けていないスイスを相手に敗れてしまうなど、W杯の初戦というのはどのチームにとっても実力差だけでは勝敗を図れない難しさがあるんだなと改めて感じさせてくれました。


だいたい優勝を狙うようなチームはピークを準々決勝とか決勝トーナメント終盤に合わせてくるので、グループリーグにピークを持ってくる格下のチームに苦戦したり、負けたりすることはあり得ることだと言われます。それでも最終的に決勝トーナメントに勝ち上がってくるのが真の強豪国というわけです。


昨日の第3戦からは各チームの2試合目が始まりました。当然調子の方は上がってくるでしょうし、チームとしてのまとまりも違ってくるものと思われます。勝ち点3を取れなかった強豪チームはいっそう気合が入ってくるでしょうし、これまでのように格下のチームが簡単に勝ち点を奪えるといったようなことは少なくなってくるのではないでしょうか。


しかしそれでも何かが起こるのがサッカーというスポーツ。昨日のスペインにしても日本と戦ったカメルーンにしても、圧倒的に攻めながら結局1点が取れず、相手方はたった1度のチャンスを活かして得点を奪う、そこには実力差とかそういったものはまったく関係のない、たまたまその日はそういう流れになってしまったとしか思えないような形の決着はこれからも十分に起こりえることだと思います。


試合会場の高度とか、ピッチ状態とか、あるいは天候といった不確定要素も加わってきます。さらに1試合目で勝ち点3を上げたチームと、勝ち点を上げられなかったチームの精神的な差も無視できないでしょう。勝つしかないチームと引き分けでも御の字のチームではおのずと余裕が違ってきますから、そういった些細なことがプレーに与える影響も小さくはないと思います。


そんな中、日本はいったいどういう形でオランダ戦に臨むのでしょうか。一説にはデンマーク戦に力を注ぐために若干のシステム変更があるのではないかと言われています。まあ確かに大敗さえしなければ、例えば0-1でも敗戦だったら逆にモチベーションは上がるかもしれませんし、攻撃の方も形になるようであればさらに自信になる可能性もあります。あからさまな捨て試合にすることはないでしょうし、あわよくばオランダも喰っちゃおうかしら的な布陣で臨むのもありなんじゃないかと思います。例えば俊輔や森本を先発させて行けるところまで攻撃的に行ってみるとか、色々試してみるのもありなんじゃないかな。


もちろん勝てば嬉しいし、日本国内の盛り上がりも一層高まるでしょうから、そうなってくれくことが一番の望みですが、最低でも

「これなら行けるんじゃね?決勝トーナメント」

と思える試合を見せてもらいたいものです。


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