写真詩:煙の咲く夜にもう一度逢おうか。-空/赤



なぜあなたとわたしは向き合っているのか。
なぜあなたとわたしは考えているのか。

それは表情で会話しているから。

メールや電話でいくら大切な言葉を言われたって返す気にはならない。
ただ「ありがとう」。
言葉は言葉だ。重みだって同じだ。
だけど感じたい重みは違うんだよ。
だから今、ちゃんと考えようとしている。


そもそもなぜ向き合おうとしているのか?
関わらなくてもいい人じゃない。
そうじゃない。

考えずに言葉にすることはできなくて
でも思うことも伝えられず
ポツリポツリと出す単語だけが浮かんでいるんだけど
それもなんだか上手くはまらなくて、消える。

なにを感じていたんだろう?
と自分のことなのに分からなくて
そんなことも分からないの?と自分を叩く。


叩く。叩く。叩き続ける。