『ジェサベル』(2014)
WOWOW☆☆☆今年は旧作もちょこちょこ書いていきます。
でも長く書きすぎるといやになっちゃうので気になるところだけ短くまとめる!
私が好きな『ソウ』シリーズのスタッフが作ったということと、『プリデスティネーション』ですっかりファン♡のサラ・スヌークが主演ということで劇場公開時からずっと気になってた1本。
やっと見れました。
サラ・スヌークの表情がいちいち魅力的!
オーソドックスなホラーに、アメリカ南部のハイチ移民、ブードゥー教が絡んでくるミステリーみたいな感じで、それってつまりオカルト?
その辺も興味深かったです。
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サラ・スヌーク演じる主人公がきいているラジオから流れてきた歌声、聞き覚えあるなーと思ってクレジット見てみると Sufjan Stevens でした。
"The Upper Peninsula"
劇中では、ラジオできいていたこの曲がかき消されて、不穏なムードになっていきます。
アメリカの田舎の景色とSufjanの歌声との多幸感と、ここからの不穏感のコントラストが際立ついいシーンだと思います。
聞き覚えがあるなーと思ったのは、ガス・ヴァン・サント監督の『永遠の僕たち』(2011)で使われてたからでした。
Sufjanの歌が印象的に挿入されています。
「死」がテーマでもあるこの映画では、なんとなくSufjanの歌声が、現世とあの世のあわいのような感じです。
"Rake"
Sufjan Stevens(スフィアン・スティーヴンス)は1975年生まれのシンガーソングライター。
アメリカ50州それぞれのためにアルバムを作るという計画で話題を呼んだそうです。
2016年現在、そのプロジェクトについては『ミシガン』(2003)、『イリノイ』(2005)の2枚しか発表されていないので、50州プロジェクトがまだ続いているのかは謎です。
ちなみに、上で紹介した "The Upper Peninsula" は『ミシガン』から、"Rake" はソロ名義でのデビューアルバム『ア・サン・ケイム』(2001)からの曲です。
去年、5年ぶりにオリジナルアルバム『キャリー&ローウェル』を発表したため、日本語でもわかりやすく紹介してくれているサイトが見つかります。
Mikiki:USインディー界の顔役、スフィアン・スティーヴンスが母の死を契機に故郷の記憶を綴ったアコースティック作品最新アルバムについての
こちらのブログの感想がぐっと来ました。
和訳もあって、Sufjanの詞世界に少しふれられます。
また、彼の作家性を解説してくれている
こちらの記事もとても面白かったです。
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あともうひとつメモとして、ブラムハウス・プロダクションについて書いておきます。

ジェイソン・ブラムは、1969年、アメリカ生まれ。
イーサン・ホークと創立したマラテルマ・シアター・カンパニーの製作監督としてキャリアをスタート。低予算ながら創意工夫をこらした内容で観客を魅了し、 高い興行収入を稼ぐスタイルの製作会社ブラムハウス・プロダクションの創始者でありCEO。『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ(07、10、11、12、14)、 『インシディアス』シリーズ(10、13)、イーサン・ホークを主演に迎えた『フッテージ』(12)、そしてアカデミー賞助演男優賞、録音賞、編集賞を受賞した 話題作『セッション』(14)ほか30本以上の映画を製作。『パージ』は、ブラムハウスがユニバーサル・ピクチャーズ初の作品で、わずか300万ドルの予算で製作されながら、 封切りされた週末の国内興行収入は3400万ドルを超えた。2012年のハロウィンに革命的なお化け屋敷“ブラムハウス・オブ・ホラーズ”をロサンゼルスのダウンタウン中心部に設置している。
(
『パージ』公式サイトより)
こちらの記事で、超低予算映画を成功させる秘訣を語ってます。面白い。
こちらの記事でも『セッション』と『死霊高校』の共通点を語ってたり、面白い。
そう。なぜか『セッション』はブラムハウス製作なんですよね。
ホラーばかりのラインナップの中でひと際目立ってます。
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原題:JESSABELLE
監督:ケヴィン・グルタート
製作国:アメリカ
配給:ライオンズゲート(アメリカ)、プレシディオ(日本)
日本公開:2015年3月15日
上映時間:90分