増子司というヒト | 耳コピ侍のブログ

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それはまだ、

RPGという言葉がやっと小学生に浸透してきた頃の話です。


見た目はWizardryまんまだけど、

出現する魔物や悪魔を仲間に引き入れて共闘するという、

今で言うポケモンゲットだぜ!の要素を含んだRPGが、

ひょこっと現れました。



あくまを ころして へーきなの?






「デジタル・デビル物語 女神転生」は、

1987年に発売されたファミコン用ゲームソフトです。



枕でちょこっとご紹介したとおり、


ウィザードリィというサスペンスに、

悪魔合体というホラーを重ねました。


そのような非常にダークな雰囲気を纏ったRPGです。




出現する敵はすべて「悪魔」と呼ばれます。

天使でも妖精でも神でも、「悪魔」で一括りされます。

悪魔のほとんどは、

世界各地の神話や宗教等から引用されています。

悪魔と共闘することもできれば、

仲間にした悪魔と同じ悪魔と命がけで闘う、

なんてこともできます。




もちろんファミコンなので、

それほど多彩なことはできませんが、

想像の余地はありまくりですよ。




この頃は勧善懲悪ヒーロー物が全盛でした。

悪はヒーローに倒されるものだったはずなのです。

それがひっくり返ってしまったわけですから。

そして敵をこちらに引き抜くたびに聞かれるのです。



悪魔を殺して平気なの?と。



……



極めつけは悪魔合体です。

強い悪魔を創造するために、

生きたまま悪魔を合体させます。



いいですか?生きたままです。

ヘッドハンティングした奴を、生身のまま合体させるのです。



とんでもない背徳感です。



昆虫採集で捕まえてきたカブトムシとチョウチョを、

生きたまま合体させるって発想が、

当時の小学生に、はたしてあっただろうか。



いまでこそめずらしくは無いのですけどね、

モンスターを合体させるというのは。



………



、、、熱く語りすぎてしまいましたが、

このゲームの、ダークさと背徳感は伝わりましたでしょうか。



このような雰囲気にバッチリ合う楽曲ジャンルを発見したのが

作曲家 増子司 というヒトです。


そのジャンルはずばり、ハードロックです。

メタルまでいく勢いのロック調です。




メガテンの世界観も、死と隣り合わせの世界です。

そこに狂ったようなロックが飛んでくると、

すさまじい高揚感に満たされます。


何か覚醒したんじゃあるまいかオレは。


何かキマってしまったんじゃないかワタクシは。


そんなイメージです。




それを3和音で表現しちゃうんだからすげーよなぁ。