インターネットですぐ調べられるこのご時世。

 

しかしながら、現代の情報が多い時代だからこそ、正しい選択をすることは困難を極めるし、更にいうと面倒だ。

 

よって社会心理学の知見を得ることは、NPやビジネスでの効力は大きいだろう。

 

但し、最後の方に記載があるが、持っているパワーとにかく使おう、たくさん利用しようとすると逆効果。

 

重要なのは、「冷静に状況を分析」し、その上で「必要なアプローチを行使する」、もしくは、対応できるアプローチがないなら「獲得する」こと。

 

アプローチからアクションプランを考えるのは本末転倒と言えるだろう。

 

今回学んだ内容はそのアプローチがいくつか増えただけ。

 

ただその威力は相応に切れ味がするどいものと認識している。

 

あとは刀を使う使い手、つまり自分次第だ。

 

 

【メモ】

 

■なぜ社会的証明は強力か?

1.なるべく効率的に正しい判断をしたいという欲求

2.他社とつながり承認されたいという欲求

3.自分のことを肯定的にとらえたいという欲求。

・相手にしてほしいことを、その人たちと似ている大勢の人がすでにやっていると、わかりやすく、正直に、正確に伝えること。

・さらに社会的証明を強める方法として「さらなる限定性の追加」である。

 

■問題となる行動に対する社会規範を最初に相手に伝えて置き、その後、その規範から外れた人たちの特徴を説明すれば、メッセージの説得力が上がる。

 

■環境の力が行動を左右させる。

・ごみを捨てる人は落書きがある箇所とそうでない箇所とで約2倍近くも変わる。

・他の人が何らかの社会的規範を破ったのを見た人は、別の規範を破る可能性も高くなる。(例、自転車を路駐していたら、進入禁止も破ってしまう)

 

■共同作業を成功させたり仲間意識を高めたりしたいときは、お互いの共通点を強調するのが大切である。特にほかの集団との間ではあまり共有されていない特徴、「特異な共通点」を探し、強調すること。

 

■ライセンシング・・・ある望ましい行為をに取り組んだのだから、別の好ましい行為を怠ってもいいと思うこと。

例)多めに運動したから朝のコーヒーにマフィンを添える

例)ランチはサラダにしたからデザートを食べる権利を買った気がする

 

■目標にむかっている人に重要な影響を与える要素が2つ示されている。

1.やりがい

2.到達可能性

 

■望ましい選択肢を選んでもらうには、2つの選択肢から1つの選択肢を選んでもらう。さらにその選択肢には、損失回避、ひとに備わっている、損をしたり、みすみすチャンスを逃したりしたくないという感情があり、それを利用する。

 

■先延ばしに対応する為には、期限を明確に、かつ、非常に短い期限設定をするべき。

┗制限がない場合や自由なほど、人は動かなくなる。

 

■損失を避けたい気持ちと一貫性を保ちたいという気持ちが葛藤した場合、損失を避ける選択をする優先する傾向がある。

 

■実績より「将来性への嗜好」の方が相手の注意をより引くことができる。

実績はすでに起きた疑問の余地なく確実なものであるという事実。一方、将来性への嗜好は、メッセージや情報に不利な点が混じってしまう危険性があるが、その不確実性に興味を掻き立てられやすい。

 

■服装に関しては「権威」と「類似性」が重要。

類似性の中でより権威がある様に感じられる服装にしているか?

 

■認知反応モデル

メッセージの受け手が、メッセージを受け取った後に、その相手方の心の中で何を考えるかが重要。そのメッセージからは、否定的なセルフトーク(あるメッセージにさらされたあと、人間の内部に生じる認知反応)は避けるべきである。

 

■情報過多な時代だからこそ手っ取り早い方法で最善解を知りたがるもの。

自信満々よりも効果的な方法は、持っている専門知識が一定の不確実性と結びつくと、人は好奇心がそそられる。提案をしっかりするのと同時に不確実性で相手の興味を引き出すと同時に相手との信頼関係の構築にも一役買うことができる。

 

■「返報性」は親切を行った回数ではなく、親切を「交換」した回数が重要。

手順1自分から親切や情報やサービスを提供すること。

手順2その親切や情報やサービスが、至極当然の公平で互恵的なルールの一部である、とはっきりと「言葉で示す」こと。

 

■返報性は過多な時代においては、新しい返報性にかき消されてしまうことがよくある。(サンプルの配布の後に別のサンプルを受け取るなど)その為、最初に与えるやり方を、「予想できる方法」から「意外な方法」で、かつ、最初に与える行為と関連する規範に照らし合わせることが重要。

 

■価格

右端数のある掲示額を示されると、人は相手が交渉の準備に時間と労力を費やしていると考えやすくなる、というものでした。

左端の数字の威力は強い(2.99ドルと3.00ドルでは印象が違う。)

 

■ユニットアスキング・・・何かを頼む場面で、まず個別化したより小さな部分について考えさせるという一見どうでもいい行為をしておくと、その後はるかに大きな部分についての同意を得ようとするときに大きな差が生まれる。

 

■よりよいことを証明するために「機会費用」を意識する。〇〇ドル安い分、余ったお金で別の機会に利用をすることができる。

 

■スモールエリア仮説・・・人にやる気を出させる場合には相手)の意識を、最初のうちは(大量に残っているほうではなく)すでに終えた小さな部分に向けさせた方が良い。(今●●%終了など)達成度が半分を過ぎたらフィードバックの仕方を変え、全体に占める割合の少なくなった残りの部分に意識させるようにする。(残り■■%など)

 

■失敗から学ぶ

成功要因はさまざまな要素が複雑に絡み合って形作られている。それらすべてを自分のNPに取り入れ決定的な要因を特定するのは難しい。

しかしながら、ミスについては、たった1つのミスが全てを台無しにしてしまうことがある。

NPで正しい行動を導く小さな工夫の1つは、自分やほかの人の誤った行動のカタログをいつでも利用できるようにしておくこと。

「成功要因からは革新的な効果はほとんど見込めない」

ひとが耳を傾け、そこから学び、利用するのは、肯定的な情報よりも否定的な情報であることのほうがずっと多い。

 

■人の記憶はあいまいである。全体の中で、最も激しい部分と最後の部分しか概ね覚えていない。

 

■説得の手法をいくつか組み合わせて影響力を行使しようとするときは、それらの手法が両立可能で、手法同士が互いを補完し合うようにしておくこと。また、影響力を行使する技術が露骨さが出てくると相手の抵抗感が強まる。

宣伝文句は3つまでが1番効果的で増えれば増えるほど、相手の抵抗心を植え付けやすくなってしまう。