災害が教えてくれるのは論理を作ることでは無く。
「自分自身で動きなさい」ということかもしれない。

(水しぶき、MID撮影)
もっとも単純なものが、世間に広まる。
もっとも安価なものが、世間に広まる。
もっとも便利なものが、世間に広まる。
もし、学力が無く、経済力なども最初から無く、音感も無く、言葉の数も少ない人種だったら、どれを、何を優先するか。
安価でも、便利でも、音感でも無く。
「単純」なものである。
情報は「強権的」である。
天気予報を知るのに、お金がかかれば、誰も聞かなくなる。
多くの人びとを同時に行動させるには、言語がわからなくても、一目見ただけ、一回聞いただけ、一度触れただけで、「その気」にさせなくてはいけない。
人間は空想好きである。
想像が大好きで、無意識に想像してしまう。
つまり、「自分で物事を考える」ことが、本来の人間の素質を活かし、どれが本当の事実なのかを決める。
しかし、これから数百年は、安全でバーチャルな時代をまだまだ目指すだろう。 論理的な理想を目指しても危険がまっているとは知らずに。
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音楽の三要素は、
音程
音の長さ
リズム
東京芸大のせんせいが出版した「楽典」の冒頭に記されているとおりだ。
十二平均律を決めてしまってから400年近くたった。それらを打破しようとするミュージシャンも沢山居た。
世の中の全ての音を発するものには、全て音程がある。森林、空、海、生活、動植物。
それらの中から12種類だけ音を選び音楽にした。もっとも論理的だとほぼ全ての人が合意し現在も使用されている。
もし、12平均律を無くしたら、リズムと音の長さが残る。
たったひとつだけ音を選んだ場合、どうやって演奏するかというと、リズムやパルス、音の長さで演奏する。
じゃあ、音を二つだけ選ぶとしたら、あなたは、何と何の音を選びますか?
たった二つの音だけで、音楽を奏でることを想像してください。
ぼくは、ギターも弾くし、メジャーとマイナーがあることも知っているので3度は選ばない。5度音程を選ぶ。5度音程はひっくり返せばイコール4度音程だ。5度は三味線、4度はギターだ。
楽器の構造上、4度は遠い。
アメリカに渡った黒人は「2度」を選んだに違いないと思った。
2度なら音程も近いし、あとはリズムだけつければ音楽ができる。アタマは使わなくて良い。
しかし、2度はひっくり返せばイコール「b7」(フラットセブン)でつまり短7度音程。
音楽の教科書にコード進行や様々なアナライズがあるがブルーズに限って「特別だ」と書いてある。それはたった3つのコードだけなのに、全て7thコードだからだ。
これは、音楽的論理的には説明が付かない。
なのに、なぜブルーズが世界中に広まり、黒人以外の人々のハートまでとらえられるのか?
たった2個(2度音程)を選んだリズム楽曲だからだと思う。
単純そのものだから。誰でも弾けるし歌えるし聞くことも楽しい。
音楽でもっとも重要な要素はリズムだ。
じゃあ、なぜリズムを人間が好むのか?
リズムは人間の気持ちや感情を表すことができるからだ。
リズムの変化もよし、一定でもよし、早く、遅くなど想像してほしい。想像するだけでも感情が変わる、他人が目の前でやれば聞く人は協調する。
音程は、無くても良かった。
しかし、先に述べたように、音を発するものには、全て音程がある。
音程は、リズムをさらに豊にする。
たった2個でいい。
黒人は2度を選んだから全て7thコードで楽しめる。
ぼくの考える新しい音楽は、「無音階に戻す」だ。
まったく何も無いところからは、何も生まれない。多くの人の共感を得るには、いままであるものを変化させるほうが、早い。何百年の時を経て変化しても構わないが、死んでしまって英雄とか伝説と神になってもしょうがない。今、みんなで楽しみたい感じたい。
無音階楽器の試作品で演奏動画まずギターチューニングは取り入れる。
二度音程も容易だし、ロックで使う五度音程も出せる。ギターはシェア率が多い。しかし無音階楽器に変化するなら弦は6本は要らないかもしれないが。
そして論理的に理想を目指すと必ず破綻し打破されてしまう。ならば、打破すればいい。
なので、十二平均律は無視した音程差だが二度に近いものと五度に近いものを取り入れる。二度、五度と言っている段階で西洋音楽も取り入れているので、まず音程の正確さとコードトーンなどは自由自在に弾けるようにした上で、崩す。
誰でも弾けるように崩す。
誰でも歌えるように崩す。
誰でも共感できるようにする。
単純であること。
論理は学ばなくてよい。
言語もいらない。
「新しい音楽」は、今始まろうとしています。
日本にとって必要なものが。
新しい音楽は、聞くだけでなく、誰もが演奏できます。
自分で奏でる意志があれば。
ご一読ありがとうございました。
MID