STEINWAY piano弦の交換


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いきあたりバッタリのような人生だが、何度も何度もテストしていることが、いろいろある。

無知で、未知で、下調べもしない。
行ったキリ帰ってこない。

つまり、前後左右、go stop、表示されているもの、見たこと、聞いたこと、過去のこと、将来、全てが真実で無いと勝手に解釈してしまっている。小さい頃からで、親は「この子、耳が難聴だから返事が無い」と思われて、耳鼻咽喉科に何度も連れられて検査を受けたのを覚えている。人と話しができない。

現在は自覚しているので、協調をしている。

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piano/

弦の音色は、さまざまな条件で変化する。

それらを数学的に割り出しても、実はもっと大きな問題が待ち構えている。

音程を決定する駒間の長さ以外に、巻き数と線径、そして巻き取り方、などで音質が変わる。


ということは、ハンマーが弦に当たる具合で変わる。だからハンマーのフェルトの調整が必要で、針でチクチク刺して調整する。

使用する度に変化するので、そういうことを予想し、メンテナンスを永久に続けなければいけない。

ということは、
●ピアノは弾く人によって、音色が変わるのは当然である。

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88鍵のうち
エス(E frat=E♭)から高音側の12音(1オクターブ)が4オクターブとプラス10音、つまり58音。58鍵×3本線。

つまり、174本のプレーン弦と巻き弦で構成されているが、H,C,C#,Dの4コースだけ、他のbass弦とは線径が異なる巻き弦が使用され、各鍵盤が1コースにつき2本、合計8本、全て長さが違う。



ドイツ製のレスロー弦はプレーン弦で、1巻きは500g単位で売っており、16番手(線径=0.925mm)が500g、長さは95.1mにもなる。

95.1mで1,700円だ。
これを2巻き1kgを必要とする。



bass弦(巻き弦)は全て異なるため、1本1本作らなければいけない。これはプレーン弦に銅線を巻き付けて作る。自分で作ることも考えたが、時間と経費から、オーダーすることにした。

ハンマーピン250本を全て0.01mm太くすることで、圧倒的に音色も変わり、音の立ち上がりが速くなった。新品の弦だからキラキラになると思っていたが。

なんと!新品の弦効果は、まろやかなサウンドになり、調律の微調整がさらに効くようになった。

これらのことは、ギターや他の楽器に応用できそうだ。

アディオス!
MID