コンセプトというもには、実はカタチに出ない。
だから、見たり、聞いたりしても、すぐには伝わらないかもしれない。

コンセプトは「考え」であって、人間が想像するもので、人によっても違う。


(写真は真冬に刈り入れるカロライナジャスミンのツタです。これで、あらゆるモノを作ります)

ぼくは、ここ20年間くらいでCDは絶対買わないという方針でやってきたが、自分の法則に違反して、3枚くらい買ってしまったことがある。

なぜCDを買ったか。
そこには、ぼくが考えている「真実はどこにも無い」という法則にピッタリはまっていることがあったからだ。

最近購入したCDの歌詞の一部を抜粋します。

「言葉より早いもの」

ぼくの解釈ですが、この歌詞が意味するものは、

それは、表現。
それは、それ、そのもの。
時間軸ではないスピード感。
真実はどこにも無い。そのもの。

「ダイナマイトにも心はある」

この歌詞もシンプルだが、深い、深すぎる。
それは、真実はどこにも無いからだ。

モノはしゃべらない、
音楽も実はしゃべらない、
歌詞や、訳詞も、じつはしゃべらない。

だって、見たり、聞いたりする人が
想像するものだからね。

人間は、勝手に、想像する生きものです。

2016,2/2
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