【ネタバレ感想】『ダイ・ハード』(ブルース・ウィリス主演 / 1988年) | 山中@middlielのブログ

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ブルース・ウィリス主演の有名なアクション映画をアマプラで初視聴しました。

 

 

ここから下は、ネタバレ感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登場人物

ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)

主人公/ニューヨークの刑事/ハイスペック/アウトロー/巻き込まれ属性(+++)/悪運(++)

高〈拳銃〉〈射撃〉〈格闘〉〈機械修理〉〈電気修理〉〈爆破〉〈跳躍〉〈登攀〉

低 交渉技能全般

 

ハンス(アラン・リックマン)

テロリストのリーダー/インテリ/目当ては金

(2024年4月8日追記:『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生役の人だと知りビックリ。そして亡くなられていたことに更に驚きました)

 

パウエル巡査部長

地元サンフランシスコの警察官/無能→イケメン有能へジョブチェンジ/マクレーンの理解者

 

ホリー・マクレーン(旧姓:ホリー・ジェネロ)

ジョン・マクレーンの妻/ナカトミ・コーポレーションの重役

 

アーガイル

リムジンの運転手/陽気/洞察(+)/スルースキル(+++)/学生時代の友達(日本人)に顔がそっくり

 

FBIの仕切り役の人

無能

 

地元警察のパウエルの上司

無能 of 無能

 

テロリストたち

モブ扱いから重要キャラまで様々/人種も様々

 

 

ざっくり感想

「1980年代のアメリカだこれー!!」となるシーンや時代性がたくさんあったなーというのが、今見ての感想です。

 

映画の筋書きは本当にシンプルですね。

アウトローな刑事が大事件に巻き込まれ、舞台となる高層ビルで大活躍をしほぼ一人で解決しちゃうアクション映画です。

 

ポップコーンとコカ・コーラ(もしくはペプシ)をおともに何も考えず見るには最適ですね。

ご都合主義もこういう映画なら許せます。

ポンポンとテンポよく進むし、後半に進むにつれアクションが派手になっていくなど、構成が計算されている点も良かったです。

 

それで2作目以降も見るかと言われると、別に見ないかなーという私的評価です。

1作目の今作はきちんと面白かったです。

ですが、やりたいことややることが他にたくさんあり、視聴して勉強になったり刺激になったり、あるいは凄く興味を引くものでなければ続編はスルーです。

大事なことなのでもう一度書きますけど、面白かったです!

 

 

ここが1980年代!

懐かしかったり、「そうそう!」って当時のあるあるネタにウケた箇所をピックアップ。

 

その1

リムジンにカセットテープ!!!

 

若い人、カセットテープ知ってますか? 見たことありますか?

あんな高級車でも音楽再生にカセットテープってところが、今見ると時代だなーって思いました。

 

その2

黒人が主人公じゃないけど良い役をもらっている

今は”黒人”って書くこと自体が差別的だとされてしまいますよね。

でも、映画を見ると80年代あるあるで、リモのドライバーも地元の警察官も、テロリストの部下も、

みんな役どころがカッコよかったり有能なキャラだったりします。

アジア系なんかただ存在しているって程度です。

 

その3

日本人がブイブイいわせている

この当時の日本企業はとにかくイケイケで、日米で経済摩擦が起こったくらいです。

 

物語の舞台となるビルは世界的な日本企業「ナカトミ・コーポレーション」のサンフランシスコ支社。

ここで日本人の支社長はアメリカ人のマクレーンにこう言います。

 

「真珠湾がダメならテープデッキで大勝利www」

 

喧嘩売ってますよね。

 

好景気に沸く日本人に対するアメリカ人の見方は、こんな側面があったことは否めません。

人間大金を持つと傲慢になり、息を吸うように嫌われムーブするもんだな、などと。

 

その4

タッチパネルがハイテク&アメリカンジョークが80年代

 

(マクレーンがビルのフロントがタッチパネルなのを見て)

マクレーン「進んでるね」

フロント「ええ。トイレに行くときはのチャックを下ろしてくれますよ」(ドヤ顔)

(マクレーンにはウケていない)

 

タッチパネルもそうだけど、ジョークのセンスが昔!

 

その5

例えが古い

ジョン・ウェイン、ロイ・ロジャース(カウボーイ)、そんな風にマクレーンを例える会話。

知らなかったので調べました。昔の知識がないと分からない例えですね。

 

その6

映画の中で重要な小道具である無線機がKENWOOD

 

その0

それと、ブルース・ウィリスが若い。

当たり前なんですけどね。

分かっててもちょっと驚きます。

 

 

これも言いたい!

その1

華麗なるフラグ回収

例1

マクレーン「アーガイル、銃声が聞こえたなら警察に知らせるんだぞ…!」

そのマクレーンは爆音で音楽を聞きながら電話に夢中。

 

主人公を活躍させるため、外部の見方は無能になるの法則。

 

例2

テロリストのトニー「刑事なら規則に従って殺さないだろ?」(マクレーンと対峙しながら)

 

トニ―、息してる?(物理的に)

 

例3

突入を準備する地元警察の副本部長にパウエル巡査部長は異議を唱える。

副本部長「人質がいるなんてハッタリかもしれんだろう?」

 

主人公を活躍させるため、警察は無能になるの法則。

昔の警察やべー。

 

例4

自分的にダイ・ハード最大のフラグがこれ

 

エリス(ナカトミ・コーポレーションの重役。嫌味で性格が悪くてマクレーンの奥さんに気がある)

「もう飽き飽きしたよ。奴らが死ぬか、君の亭主が死ぬかなんて考えているのもね」

エリス「忘れたのか? 僕は朝飯前に大取引をする男だ」

(自信に満ちた態度でテロリストに交渉を始め、ジョン・マクレーンの情報をテロリストに売る)

 

(エリスとマクレーンの会話)

エリス「簡単な話なんだ。奪った起爆装置はどこにあるんだ。返さないと皆も僕も殺されるんだ。」

 

エリス「おおい、僕はあんたの操り人形かい? 銃なんか突きつけるなよ」

 

マクレーン「俺の友達だなんて言ってると殺されるぞ!」

 

エリス「ジョン、ジョン、、、」

 

バン!!……

 

はい。即座に、華麗に、フラグ回収でした。

 

あともう1箇所、見事にモブがやられるシーンがあったのですが、ちょっと台詞は聞き取れず。

 

 

 

こっから下は自分用メモ

 

・テロリストの場面で流れているドスの利いたBGMはベートーヴェンの第九のアレンジ。

 

C4(爆弾)

C-4またはコンポジション C-4(Composition C-4)は、アメリカ軍をはじめ世界的に使用されているプラスチック爆薬の一種。

TNT換算で約1.34倍の威力があり、3.5kgあれば幅200mmのH鋼爆発の一撃で切断が可能。粘土状であるため、固形爆弾では難しい隙間にも詰め込められる。さらに、耐久性・信頼性・化学的安全性が高い。衝撃による暴発はまず無く、に投げ込んでも単に燃えるだけであり、確実に起爆させるには起爆装置雷管を要する。

(C-4(爆薬) -Wikipediaより)

 

・連邦捜査局

(れんぽうそうさきょく、英語: Federal Bureau of Investigation, FBI)は、司法省に属するアメリカ合衆国の警察機関のひとつ。国内の治安維持を一手に担い[2]テロスパイ政府汚職、複数の州に渡る広域事件、強盗事件などの捜査を担当する。さらに、誘拐事件では、未解決のまま通報から24時間を経過すると、広域事件として自治体警察からFBIに捜査主体が移される。

(連邦調査局 -Wikipediaより)

 

・中継車を通し、ビルがテロリストに占拠されたという臨時ニュースが流れる。

ソンバーグ「今夜、このロサンゼルスも世界中の悲しい都会の仲間入りをいたしました。

――この街も、国際的なテロリズムの洗礼を受けることになってしまったのです」

 

この80年代もしくは70年代までのロスは安全だった?

危険な街だと思ってたが。

調べてみるとテロはないみたいだけど、大きな都市だし犯罪はたくさんあった。

 

ヘルシンキ症候群(ストックホルム症候群のことっぽい)

フィンランドの首都はヘルシンキ

スウェーデンの首都はストックホルム

 

この程度の地理知識を知らないと、ニュースキャスターになったときに赤っ恥をかく。