はい、スペイン語は殆ど話せません。
休日、夫と散歩中に「街の中にまた色が戻って来たね」と言いたかったんです。(春になって)
で、この「また」が全然出て来ず
夫が助け舟を出してくれて”de nuevo”と教えてくれました。
なるほど、忘れてて出て来ないんじゃなくて、知らなかったんだわ笑
私が「何故、再びと言う意味なのにnuevo(新しい)と言う単語が使われるんだろね」と言うと、夫は「本当だ、何で同じ”音”なんだろう?でも何故かは聞かないで笑」と返ってきました。
ほほぅ。
家に帰ってからnuevoを辞書で調べたら、ちゃんと「再びの」と言う意味も載っていました
私のように普段からスペイン語でコミュニケーションをとることもなく、教科書の知識だけの初心者だと、nuevoには「新しい」「再びの」と言う二つの意味があって…と考えがちだと思うんです。
でも、ネイティブ(夫だけかしら?)には、「新しい」のnuevoと、「再び」の(de)nuevoは一緒じゃないんだなと不思議な感じがしました
こんな話題が出るまで、同じ単語を使っていると考えたこともなかった、みたいな。
これネイティブあるあるだと思うんですが、母語を専門的に言語学として学んだ方とか、人に教えるための知識がある方でないと、学習者からの「何故?」にはなかなか答えられないんですよね。
私も、相手が言っていることが文法的に正しいかはわかっても、「なぜ〇〇じゃダメなの?」と聞かれても、「いやー、、なんとなく」とか、「こっちの方がしっくりくるから」としか答えられない
これが脳内言語として言語中枢に叩き込まれた母語と、長期記憶として海馬の奥の引き出しに無理やり詰め込んだ第二(三)言語の違いなんでしょうかね
ちなみに上記の会話にて、「色(複)」と言いたくて、出てきた言葉は”calores”
calorは熱(heat)ですね
しかも恐らく複数形はないですよね
正しくはcoloresでした。
こんな初心者っぷりを曝け出すなんて、お恥ずかしい限り…
でもこんな間違いとても大事。
これで”de nuevo” “calor” “color”はもう忘れません!
これからもどんどん間違えて覚えていこう