大学の事務職員として「国際化」錦の御旗に自分の人生を捧げていたわけですが、「大学の国際化の意味」「大学の事務職員の必要性」に対する疑問、「大学の事務職員として働く人生の意味」についての答えを探すために、高等教育の国際化を専門とする分野の大学院を探すことを決めました。
授業が始まり、世界中の大学の職員である同級生と共に、高等教育の国際化に関する講義の受講し、議論することを通じて「国際化における高等教育の位置付け」について認識するとともに、これまで自分が携わってきた業務を意味づけることができました。
とりわけ、高等教育の国際化における「脱植民地化」の概念に関する欧米、アフリカそして中東の同級生との議論や、日本人や日本の大学職員であるということで一目置かれたことを通じて、植民地化を防ぐために当時の列強と伍した我が国の祖先一人一人に対する尊敬の念を改めて強く認識することにつながりました。
国が尊敬されること、それは国民一人一人が過去から未来へ国を繋ぐために現在に立ち向かうことで、今日本が(まだ)世界から認識されているのも、この過去からのつながりであり、「グローバル人材」のための教育においてもこのことは事実として受け継ぐ必要があるように感じました。