息子へ)

ハーバードビジネスレビューという雑誌に投稿された名論文が10個載せされている本。

 

その中で、ドラッカーの「自己探究の時代」というのが最高にためになった。

 

その教えを記す。

 

①自分の強みを知る。

フィードバック分析のみにおいて知ることができる。

フィードバック分析とは、なすべきことを決めて、それを書き残しておく。その1年後にできたかできなかったを反省するというやり方。

うまくできた系統のことは強みで、できなかった系統は弱み。

当たり前の方法論のようだが、なかなか実際やる人は少ない。

強みが分かったら、強みを伸ばし、強みを活かす。

強みを妨害することを排除し、強みに集中すべし。

 

②仕事の仕方を理解する。

読んで理解するか、聞いて理解するか。

書いて学ぶか、話をして学ぶか。

これは人によるらしい。オーディブルのようなサービスを絶賛してする人は多いが、父さんは読んで理解するほうだろうから、迷ってはいけない。

書いて学ぶことも父さんには向いているが、人と話して学ぶことについては要検証だ。

 

③自分にとって価値のあることとは

その組織や会社が、自分にとって価値のある存在かどうかは、相性次第ということらしい。父さんは今の会社に、とりあえず今は価値を感じている。状況に応じて、じっくり考えるべきことだ。判断は急いでも遅くてもいけない。

 

④第二の人生

知識労働者の労働寿命が組織の寿命より長くなった時代。

セカンドキャリアが重要だ。いろいろなセカンドキャリアがあるが、セカンドキャリアに成功する条件は、セカンドキャリアを始める前に「助走」しておくことにある。

「助走」を絶対に忘れてはいけない。心に留めておこう。

 

他の9個の論文も悪くはないが、これがずば抜けていた。

要チェックだ。

 

お父さんの本の買い方)大田区図書館

読め、もしくは、読むな)読め

君が・・・歳のころに)働きはじめたら