飛べない南麻布の魔女 -788ページ目

ばいばい故郷

ばいばい、またね。


ばいばい、またね。虹を探した毎日。  


ズボラな魔女のなぐり描き




















見つからない日はあてもなく

虹を探して緑の空気の中を散歩した日々。





  

ばいばい、愛しき、後ろ姿。



ズボラな魔女のなぐり描き
  

























ばいばい、もう二度とは訪れない、

6歳と1歳の愛しすぎる君たちの後ろ姿。



子供を持つ前は、


いつも変わらずに私を癒し続け、

ずっと永久にそこにあると思っていた安曇野の山々は、

子供を持ってからは、変わらずにアタシを待ってくれている存在では

なく、




子供と帰る故郷の山々は、いつも必ず、

子供と一緒の風景の中に存る存在へと変わった。





1歳と6歳の子供の後ろ姿と一緒に在る山々の情景は、

今年限り。




来年見る山の景色は、彼らの大きくなった後ろ姿を

どんな風にアタシの眼に写すんだろう?

想像すらできない。



愛しき子供達の成長は、いつも、アタシの

妄想も空想も遥かに超えた宇宙規模で存在して、

ひそかに、アタシを驚かせる。






親になるって、どういうことかよくわかんなかったけど、


親になるって、こういうことかもね。





変わらずに、あたしを迎えてくれていた山々は、

もう、

一生、

母である、あたしの中には存在しないってこと。





初めて、生まれたての小さな命を、この手に抱いたときに

おなかの底に生まれた、何か温かい小さなものは、

巨大なエネルギーになって、アタシをすっぽりと包み込んで

いつの間にか、全てのものの見え方を変えてしまった。




同じ情景は二度とない。




だからね、母ちゃん、目を凝らして、心のカメラに

しっかりと、あなたたちの後ろ姿をとどめるの。



ズボラな魔女のなぐり描き























近所のお店で、買い食いした、

この後姿も、来年は、もう、ない。


(下手すりゃゆうパックもなかったりして~♪

ブヒッ)


ばいばい、6歳と1歳の夏。



ズボラな魔女のなぐり描き





















ばいばい。ばいばい。またね。


安曇野の山に抱かれて遊んだ日々。


子供が生まれてから、想像をはるかに超える

感動とか衝撃とか、たくさん経験してきたけれど、


いつも、常に、変わらずに確実に在るものさえも、

刹那的で無常の響きに変えるという、驚きは、


強いエナジーとなって心に刺さる。




あぁ・・・この、小さな1歳のぴぇの姿を生で見られるのは

あぁ・・・あどけない、にぉの6歳の笑顔を生で見られるのは



今、この瞬間だけなんだと


勝手に感無量になって、



大はしゃぎの子供の後ろで



ズボラな魔女のなぐり描き






















大号泣する。


それが、母になるってことなのかもしれないですね。



愛しい毎日

愛しい山々

愛しい子供達



安曇野最後の日、

虹に送られて、

東京へ戻りました。


ズボラな魔女のなぐり描き

























またね。


ばいばい。


あたしの故郷。

あたしの良心。

あたしの幼馴染。

あたしの源泉。



いつもいつもありがとう!!!


うわ~んっっ



泣けるじゃないのッッ!





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