ママ・・・ボク・・・もう、我慢できないよ・・・。
『ミロちゃん、まだ?・・・にぉくんね・・・もう・・・、
眠くて、眠くて・・・慢できないよ・・・』
隣の部屋で、テレビのニュースを見ている
魔女の耳に届く、
にぉの小さな声。
アタシは、それに
『あ~、この、北朝鮮のニュースが終わったら行くわ~』
とか、答えながら、
かきピーを口にほおばっては、
ビールで流し込んでたわ。
『ねぇ・・・ミロちゃん・・・まだ?
まだ、9時半じゃない?
にぉ君、もう・・・眠くって・・・ね・・・』
何度目かの、蚊のなくような声の後、
9時半ちょうどに、テレビを消して、
ベッドルームに行ってみると、
にぉは
待ちくたびれて、
力尽きて
夢の世界へ行っちゃってたわ。
ミロちゃんに読んでもらおうと選んだ、
3冊の本を固く抱きかかえながら。
うをっっ~っっ!!!
ご~め~ん~ね~にぉっっ
またやっちまっただよぉ~。
最悪だわ、この魔女オンナ・・・![]()
『9時にベッドにいけたら3冊。
9時半前なら2冊。
9時半過ぎたら1冊。
10時には電気を消して寝ようね』
ミロが小さい頃、寝る前、おばあちゃんは必ず
本を読むか、物語をひとつ、話して聞かせてくれて、
アタシはその時間が大好きだったわ。
だから、母になったら、してあげたくて、にぉが
絵本を好むようになった時に、
アタシが自ら決めた、寝る前の絵本タイムのお約束。
な~の~にっっ!
自ら破ってる!
自分の都合で破ってる!
きのうも、本を読んであげなかった!
本を読んで欲しくて、欲しくて、欲しくて、
9時過ぎには、歯磨きもして、うきうきで絵本を選んで、
ベッドに入って、
ミロちゃんを待っていたのに・・・・!
何度も何度も、呼んだのに・・・!
来てくれなかった、魔女オンナ。
こうやって、にぉは、大人への不信感を
強めていくのね~。
がーんがーんがーんっ。
朝、超あやまって、ハグしてチューしたけど、
それでも、約束破った罪は消えないわ!
この場を借りて、このブログを見てるあなたに
誓わせて!
今夜は、ゆっくり、にぉに、
絵本を読んであげる!
誓ったわよ!

