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こんにちは♪久しぶりに革バッグのメンテ記事です
HERZというブランドのギボシ留めショルダーCK-100です。
このバッグにはシェルコードバンで有名なホーウィン社のラティーゴ（ハード）という大変丈夫な革が使われています。ラティーゴは馬具用の革ですので、イギリスのブライドルレザー等と同じような強度で、革には御法度の雨でも多少は大丈夫なぐらいとにかく丈夫です。
ラティーゴはオイル+グリースに植物性のタンニンなどを染み込ませて強度を上げています。ブライドルレザーはオイルにプラスして蜜ろうを染み込ませているので少し違います😇
こんなに暑い革を折り返して補強しています。とにかくガンガン使って、エージング(経年変化）させて自分だけの味わい深い色にするには頑丈なバッグの方が有利です。
HERZはやたら丈夫なバッグを作っているメーカーなので、普段使いや毎日持ち歩いたりヘビーに使う人には超おススメです。しかもエージング（経年変化）した方がカッコいい♪
ヴィトンなどのバッグをこのような使い方をしたら😅ボロボロになってしまい価値も落ちて勿体ないです。私もハイブランドのバッグ（ちょっとしかありませんがｗ）は結婚式とかお仕事のパーティ、お葬式とかに使っています。
HERZ以外ですとオススメはココマイスター、GANZO、土屋鞄あたりの革製品専門のブランドでブライドルレザーを材料に使って作られた物♪
それなりに高いですけど、インポートのハイブランドに比べればずっと安いし馬具用の材料ですので、とても丈夫です。一生モノと思えばとても安いです♪革以外でも帆布製とかが丈夫で味もあって好きです。（盆栽に例えると、真柏みたいな感じですね。あんまり枯れたりしないｗｗ）
汚れの酷い所を消しゴムで落として
コロニルの防水&栄養スプレーをします。（オイルを塗る前にスプレーするのがコツです）
塗り込むのはコロニルのシュプリームクリームかラナパーをお勧めしますが、慣れていない方は植物由来のオイルのラナパーをお勧めします。
なかなか減らないのでコスパが良いのと
付属のスポンジで薄く均一に塗りやすいです
凸凹した所や
隙間にもとても塗りやすいです
逆におススメしないのが
コロンブスとかのミンクオイル。動物性で良く馴染むのですが、塗り過ぎるとシミになるのと、エージングが早すぎるんですよね。早く濃い色にはなりますが、艶テカというよりはウォッシュ加工のソフトレザー的なクタクタ感が出る感じがします。グローブみたいに柔らかくしたい用途には良いかもしれませんね
艶が出てきましたねー
使い始めてまだ2年半くらいですが、既になんとも良い感じにエージングされてきています
このラティーゴのハードレザー1点だけ弱点があって少し重いですｗｗ、HERZでは軽いバッグも作ってますので女性だとここまでゴツイのは要らないかも知れませんね
before 購入時
after
比べるとだいぶ濃くなって妖しくテカって育ってるのが解ります♪
HERZの中の人が15年使い続けたモノだそうです。（HERZさんのHPの画像です。ダメでしたらご指摘くださいね）これはハードレザーにしか出ない類の味わいだと思うんですよねー。
盆栽に例えると持ち込んだ大品にしか出せない味わいみたいな感じ（ん？余計解からんってｗｗ）
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