みなさんこんにちは♪
※このページ2017年の8月アップで古いのですがアクセス多いので、ちょっとだけお知らせ(*^^)v
石付きについてはこの記事の他にも「石付き盆栽 作り方2~10」他もあるので、良かったら覗いてみてくださいね
夏が少し戻ってきたようですが、秋の気配も漂ってきました。この辺では既に朝晩が寒い感じです(^_^;)いつもより早いですが、日照不足にならないように寒冷紗も取ってしまいました。
前回書いた通り、良い石が手に入ったので、石付き盆栽を作ってみました。いろいろな作り方があるようですが私流のやり方を紹介してみますね。
まずは風景になりそうな石を用意します♪今回は揖斐川産ではなく丹波産の龍岩石です。
そして木を固定するための針金を付けるのですが、釣り具のガン玉(おもり)を穴に針金ごと入れて叩いて潰して固定したり、接着剤を付けたり色々方法はありますが
私の場合はネジを締めるナットありますよね♪あれをエポキシ系の2液性の石材なんかにも使えそうな接着剤でくっつけます。
私は石付大好きなので色々試してみましたが、針金通すためのナットの固定(針金をそのままくっ付けても良いです)は、私的にはプラシールE-189が一番使いやすいです。理由は最初からある程度くっつくのでオーバーハングした所にも固定しやすいんですよね。盆栽業者さんでコレを水中接着剤とか石付接着剤的な名前で売ってるところもありますが少しお高めですよね。私は↓アマゾンが一番安価で手に入れやすかったのでアマゾンから買ってます( ^^) _U~~
取れないようにコンクリートドリルで穴をあけてから付けたりしますが、上のような凹だらけの石にはそのまま凹部を利用してくっつけます。
直接石に針金を付けると、締めすぎて切れたときに、針金の接着からやり直しになるので、私の場合ナットを付けてそこに針金を通しています。これで何回も針金締めなおせますよ(^_-)-☆
そして、次に水苔と赤玉土を半々の割合で用意します。水苔はある程度切りますが細かくなりすぎない程度にします。(水苔がお蕎麦でいう所のヤマイモ的なツナギになります)
そこに同じぐらいの量のケト土を混ぜます。
よくこねます。手がかなり汚れるのでニトリルゴムかなんかの手袋をするのがお勧めです。
次に植えつける木を用意します♪今回は檜室杉(ヒムロスギ)という盆栽としてはかなり珍しい種類の木を植えてみました。小鉢なこともありますが、コイツ(檜室杉)はかなり水を吸うので、エゾ松育ててる感じですねー♪葉が細かく景色になりやすそうです
二本同じような葉性でキレイです♪同じ方から手に入れましたので多分兄弟樹なんだと思います。複数本植えるときは同じような葉性のものを用意しておくと、よりカッコよくなりますよ ^^) _旦~~
次はいよいよ石と合体ですね(^◇^)
今は植え替え適期でないのであまり根は弄らずに、先ほどコネた用土をつけて石にくっつけます。(春先でしたら根をさばいてから植え付けます)そして先ほどの針金で固定♪
なんかイマイチ格好悪いですね(^_^;)少し針金を掛けて形を整えます↓
だいぶいい感じですね♪でもちょっと寂し過ぎですよね
ベニシタンでも加えてみますか(^^♪
なんかイマイチ…。カッコわるー!違うベニシタンにします(^^)/
ついでに、下草としてコガネシダでも加えてみます
だいぶ見れるようになって来ました。天気も晴れてきて写真写りも良い感じになってきましたね♪
さらに苔を貼らずに撒きます。貼った苔は着床しにくいので、時間がかかりますが撒いて育って来るのを待つことをお勧めします。苔は道端に生えてるホソウリゴケがオススメ!緑で綺麗ですよね♪変わったのが良ければ日照に強いスナゴケが星形で可愛らしくて良いです。それかやはり道端に生えてるギンゴケ、私は色があまり好きではないですが、日照にも強く付きやすいです。正直ヤマゴケやフデゴケなどはくっつきにくいですし、景色的にもイマイチだと思います。↓あとは色んな角度からの写真です♪
今日のところは時間がないのでこのぐらいにしときました♪
後ろが少し寂しいですよね。そのうち後ろにも何か加えたいと思います。この木は結構古いのですが、持ち込んで石や下草に古さが出てくるとさらに趣が出て来ると思います。
素材は準備しておきましたけど、作業時間は3時間程度でしょうか♪
以前作ったこの石付真柏と合わせて真ん中に船でも置いて創作盆栽の三点飾りで展示してみようかな♪また一部の方からセオリー無視で怒られそうですけどね(*^_^*)
石付きの良いところは木と石が相まって、単体では大したことない樹や石が全体で風景となり見れるようになることですかねえ(^◇^)
ジオラマ制作みたいで楽しいので、みなさんもお試しくださいね(^_-)-☆
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