五月二十七日

 『集れる凡ての者この言葉を善しとし』(使徒行伝、六ノ五)

 此れが初代教會最初の決議である。

過半数や多数j決ではない。

全會衆の善しとする所によつて事を為すのである。

神の御事業を進めて行くのには此の心で行くのが本當である。

多少意見の異る人があつたとしても、それは議決するまでの事であつて、既に決定する場合には衆議一決となる。

『御霊』の御指導のある集會は凡て此くなるべきものである。

團體(だんたい)でする仕事に對して個人の意見をいつまでも固執し、決議され實行されて後までも不平分子として残つて行くやうな心は神の教會の人の心理であつてはならない。

勿論それが眞實に善い意見であつたならば、次の機會に於て全會衆を動かすこともあらうけれども。

  (祈禱) 神よ、我らに寛大なる心と融和する心と忍耐する心とを與へ給へ。喜ぶ者と喜ぶ心。悲しむ者と共に悲しむ心、自ら謀りて人と和する心を與へ給へ。ア-メン