阿刀田 高
こんな話を聞いた (新潮文庫 あ 7-30)

体調不良を押して、早世した知人の葬式に出かけた男が出会った案内人の正体は   「案内人」。一人で歩く夜道、背後から聞えた息遣いのような音の正体は   「靴が鳴る」。さりげない日常の描写から思わず背中をゾクリとさせ、あるいは口元をニヤリと歪ませる思いもかけない結末に導かれる18話。すべて「こんな話を聞いた」で始まる、アトーダ・マジック前回の短編集。『風の組曲』改題。




「こんな夢を見た」で始まる黒澤明監督の『夢』のようなテイストをもった短編集。




本当に怖いのは人間ということを思い出させてくれる。




一番私の趣味に合うのは、「青いドレス」。


親兄弟のちょっとした感情の縺れってよくあるけど、こんな経験をしたらしんどいよね。


でも、実際似たようなことはありそうな気もする。


だから、怖い。




短編ミステリ好きにはお薦めします!!