12月に入り寒さが一段と厳しくなってきました
とはいえ日中はまだまだ15℃を超える日々が続いていますがそろそろ冬の恒例行事であるオサムシ採集の季節となりましたので行動を開始します

オサムシ採集はまだまだ課題や未採集種があります
行かなくてはならない所がたくさんありますが第1回目は山口県へ行ってみることにしました

高速道路代を節約するため朝5時に出発し交通量が少ないうちに九州を脱出します

最初に来たのは彦島です
この島に固有亜種はいませんが本州側唯一ヒメオサムシ基亜種がいるので採集しておきたいと思い来ました

さて当方は小さい島でのオサムシ掘りが苦手です
城ヶ島、加部島、志賀島、能古島と色々な島でチャレンジしてきましたがオサムシ掘りは全て未採集で終わっています
今回こそ何か掴めると良いのですが、、、

なかなか良い崖が見つからないなか倒木に目をやると見慣れた糞がいっぱいあることに気づきました

正体はそうカブトムシです
そっと埋め戻しておきました

根返りを見てもダメでした

崖が見つからないので倒木で遊んでいたらコクワガタをそこそこ採集できました(笑)

コガタスズメバチやヒメスズメバチも見つけました

夏場のトラップの方が良いかもしれませんね

彦島ではオサムシはダメでしたがゴミムシは採集できました(笑)

ここで大きく移動します
次は中国地方といえばのアキオサムシ基亜種とキュウシュウクロナガオサムシ山口県亜種です!

狙いをつけていた林道が通行止めやらで入れず少し苦戦しましたが良さそうな崖を発見しました


ですが出てきたのはカエルだけ

この崖はどうでしょうか
周囲の雰囲気も含めていそうな気はしますが、、、

掘り始めて直ぐに小さなオサムシが出てきました

アキオサムシ基亜種!
初が綺麗な青色の個体だったので一瞬ヒメオサムシ?と思ってしまいました(笑)
この後この崖からは3頭追加できましたがやや雑に掘ったので埋もれている個体がいるかもしれませんね

ここはどうでしょう?
右側は高すぎるので左側の崖を攻めてみました

セミの幼虫が出てきましたがもちろんそのままに

オオオサムシ基亜種?が出てきました
やや小型の個体です

どこに行ってもある山中に取り残された謎の建造物
何故この山の奥に作ったのでしょうか

今回はキュウシュウクロナガオサムシ山口県亜種は採集できませんでしたが初となるアキオサムシを採集できたので満足です!
またリベンジしたいところですね、凍る前に