今日はレインボーセンチコガネの生息地開拓へ

レインボーセンチは九州の中央構造線上にのみ分布するとされているが本当なのかを個人的に検証
(中央構造線は九州には存在しないという意見もあるそうなので地学的なことは割愛します笑)


問題は天気
今日の天気は晴れのち曇
夕方まで晴れてほしいのだが、、、果たして

朝9時の段階では綺麗な快晴
水を張り終わった水田にはこれから田植えがどんどん行われる事だろう


ため池みたいな所を発見
水生昆虫がいるかもと思ったがいたのはアカハライモリのみ
最近よくアカハライモリ見るなぁ


とりあえずトラップを5箇所に仕掛けた
今回も誘引剤はダ◯ソーのものを利用

仕掛け終わった段階でまだお昼前
粗朶場を発見したので何か飛来していないか見てみよう

ハラアカコブカミキリ(Moechotypa diphysis)
本当にどこにでもいるなぁ

天気はまだ良いので他にも粗朶場もあるか探すことに

グーグルアースを見ていたら何やら気になる所を見つけたので行ってみると大規模太陽光発電所
見渡す限りソーラーパネルが敷き詰められていた


粗朶場探しに戻り色々見て回るが目立った昆虫の姿はなし


途中林道でニワハンミョウ(Cicindela japana japana)
そういえばなんで四国だけ別亜種なんだろう

掬いやすいところにミズキを発見
なんだかんだでもう午後だがどうだろうか

ホタルカミキリ(Dere thoracica)
カミキリはこの1匹だけだった

こうなればラミーカミキリ狙いで

そこそこの数がいた
採集したのはいいが酢酸エチルの量を間違えて体色をくすませてしまった


シイタケ原木の放棄現場
古すぎるからか昆虫の姿はなし
そして徐々に曇り始め気温が下がってきた

ジエビネ
開花してない事を考えるとこのあたりは元々あまり気温が上がらないようだ

アカハネムシ(Pseudopyrochroa vestiflua)
古い伐採木に複数が急に飛来してきた
メスでもいたのだろうか

粗朶場で遊んでいたら曇はみるみるうちに広がり冷たい風も吹き始めた
これ以上期待はできなさそう
というわけで早めにトラップ回収



センチコガネ(Phelotrupes laevistriatus)
狙い通り飛来してきていたが数が少ない
気温のせいか環境のせいか

今回は中央構造線上といわれている付近に5箇所仕掛けている
全てのセンチコガネがレインボーなのか?

場所①
センチ&オオセンチ
ノーマルカラー

場所②
レインボーだがイマイチ


場所③
しっかりカラフルで綺麗なレインボー個体群


場所④
ここもレインボー個体群

結果は中央構造線上でもレインボーにならない個体群もいるという事がわかった
でももっと検証が必要かも

採集結果
センチコガネ
オオセンチコガネ
ホタルカミキリ
ラミーカミキリ
ハラアカコブカミキリ
フトカドエンマコガネ
ヒメクロオトシブミ
オトシブミ
クロボシツツハムシ
バラルリツツハムシ

ネコハエトリ
マミジロハエトリ

アカハライモリ