土曜日だったがせっかくの休みなので採集へ

今回は秋の風物詩であるハエトリグモ採集へ
どこに行こうか迷いグーグルマップを見ていたら気になる所を見つけた

志賀島

何か聞いた事ある島だなと調べてみたらなんとあの歴史の教科書に出てきた金印(漢委奴国王印)の出土した島だった

学校で習ったものをよく覚えていたなと自身が感心するとともに学校の勉強はやはり大事なのだと再認識

しかし日常生活でサインやコサインなんか使う事はないんだろうなぁ

しかも更に調べてみるとこの志賀島
島ではなく陸繋島なので半島なのだとか

調べれば調べるほど面白いところなので行き先は志賀島に決定

着いたのは朝8時くらい
海水浴客はいないとしても観光地なので早めに来て早めに帰ろう


まずはここよ
金印の発見された場所

これはなんだろう
金印とは無関係なのかな


案内板を見ながら進む


レプリカが飾ってあった
思ったより小さい


ところどころに押された押印を見ながらハエトリグモを探す


こういう所は狙い目
大抵は手すりにいて近づくと動くので直ぐにわかる

いましたいましたシラヒゲハエトリ(Menemerus brachygnathus)
ここで複数採集し移動


比較的乾燥した照葉樹林を進む
ついでに来夏の下見も兼ねて細い道を進んでいく

この公園にも良さげな手すりがあるので行ってみよう


脇の林にはムカゴがたくさん
これってどんな味がするのかな

ここで軽いアクシデントが
後からきた半裸の若者たちに話しかけられる
何をしているのか気になり声をかけてきたそうだ
お互いに不審者と思ったことだろう
昆虫採集をしていると言ったら不思議そうな顔をして去っていった


しかし直ぐにリターンしてきてペットボトルに入ったカマキリをプレゼントされる笑

何気に少し珍しいハラビロカマキリ(Hierodula patellifera)の褐色型
ありがたくいただこう


その後はショウリョウバッタ(Acrida cinerea)を採集したり


ツチイナゴ(Patanga japonica)を見つけたり楽しむ


よくわからんモニュメント
美術品は全くわからん


カマキリ(Tenodera angustipennis)チョウセンカマキリともいうが単にカマキリと言う事のほうが多い気がする


日中はまだ暑いけど日差しや周りの雰囲気はすっかり秋
カラフルに熟したノブドウを見てそう思った

そこそこハエトリグモは採集できたので帰ろう
社会科見学も出来たし良いだろう


シラヒゲハエトリ♀


シラヒゲハエトリ♂


アオオビハエトリ♀


ネコハエトリ♀

採集結果
シラヒゲハエトリ
ネコハエトリ
アオオビハエトリ
ヤガタアリグモ
ハラビロカマキリ
カマキリ