静岡市美術館で開催されました
英国キュー王立植物園
「おいしいボタニカル・アート」
食を彩る植物のものがたり
を記録しています
今回は、前回のつづき・・
第2章 イギリスで愛された果実「ポモナ・ロンディネンシス」
(「ポモナ・ロンディネンシス」とは、ロンドン園芸協会のお抱え画家だったウィリアム・フッカーが、1818年にロンドン近辺で栽培されている果物49種をとりあげて、個々の品種について解説⽂と⼿彩⾊の銅版画の図版を付した書籍のことです)
から、モモのボタニカル・アート(植物画)のご紹介です
モモは、3作品の植物画が展示されていました
それぞれ、モモの花も描かれていますよ
モモ「ラ・ガランド」
モモ「ラ・ノブレス」
モモ「グリムウッズ・ロイヤル・ジョージ」
このモモは、フランスの古いモモで、ロンドン・ケンジントンの種苗業者 グリムウッドが、ジョージ3世(在位1760~1820)の治世初期の頃に名付けました
ロンドンでは、9月中下旬に熟し、甘くワインのような果汁が豊かで、風味が素晴らしく、フランスの園芸家からの評価も高かったそうです
ふっくらとした果実と、その果肉の色がよく表現されていますね~
種も種類によって違いが出ていますね
モモの原産地は、中国西北部の黄河上流の高山地帯で、ここからアジア各地へと広まり、ヨーロッパへは、紀元前にシルクロードを通り伝わりました
日本では縄文時代から食べられていたと考えられ、相当古い時代に中国から渡来したものと見られています
最近食べたモモ
古代に伝わったモモが、品種改良されて大きく甘いモモになったのでしょうね~
ボタニカル・アート(植物画)に描かれたモモにも、繋がっているかも・・
当時のモモも、食べてみたかったですね
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最近夕焼けが染まらなくて、つまらないな~と思っていたら・・
昨日、空が紅く染まっていました
肉眼で見た方が、写真よりもっと美しかったから・・
伝えられないのが残念です
夕焼けの紅い色は濃淡あり、オレンジ色、黄色、金色も混ざって、色彩が豊富ですね
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なっちゃんの視線を感じて・・
なっちゃん、発光しているみたいに見えるね・・
綺麗だね