生け花のお稽古
今回は生花新風体(しょうかしんぷうたい)です
通常の生花は真(しん)・副(そえ)・体(たい)の役枝で構成される
生花正風体(しょうかしょうふうたい)という型で、生ける上で
約束事がある伝統的なスタイル
それに対して、生花新風体は現代に適応した従来の型に収まらない草木の出生美を表すスタイルで、主(しゅ)・用(よう)・あしらいの3つの花材で生けます
主(しゅ)は主となる花材 → 線
用(よう)は主のひきたて → 面
あしらいは体やねじめ(根本を締める)
与えられた花材から、3つの花材を自由に選んで、生けます
花材はこちら
カークリコ・つるうめ・ハイビスカスローレル・木いちご
りんどう・ブルースター
3つの花材を選んで自由に生ける・・・ここから考えすぎて躓く
どの花材を主体に生けたいのかをまず決めて
向きを考え生けてみる
その主に対して、用は面を表す花材を選び、どの向きに生けるか
主が引き立つか?・・考える
あしらいは主と用を結び、根本を締める花材・・またまた考える
形があるようで、ない
自分の花材を見る目、それを生かす能力、センスを問われているようで・・・心が動かないと楽しめない
難しいな~
これとこれの組み合わせでどうかな~
と、考え考え生けたのがこちら
主ーつる梅 用ーカークリコ あしらいーブルースター
私が一株(茎が一列)に生けたのを、先生が株分け(二株)に
生け直してくれました
生花には、株分けというのがあり、生花新風体 でいうと、
主と用を一株、あしらいを一株にして分けて生けるやり方です
つる梅の伸びやかさをカークリコの面が受けていて、ブルースターが可愛らしく根本を締めています
もう一つはこちら
主ーハイビスカスローレル 用ー木いちご あしらいーりんどう
ハイビスカスローレルが真っ直ぐすぎて、空間に柔らかさが出てないですね
木いちごの面も生かし切れていない
りんどうも、主と用を結びきれてなく、ひとり立ちしているようです
花材の取り合わせが良くなかったかな
まだまだ勉強不足です
生花は奥が深い・・・だから面白い
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ブレンド塩作り
「カレー塩」