
しょっぱなから参ってしまった。
日本にいる旦那に電話をしようと試みるが電話は壊れているらしかった。
あんまり品の良くないそのホテルだったが窓から見える中庭と花たちが唯一イタリアらしさを
演出してくれていた。窓が壊れてて閉まらなかったが、閉めると滅入りそうでずっと開けていた。
ほとんど眠れぬまま朝になりブレックファーストをと受付に行くと
地図を渡され五分くらい行ったところのホテルでとるように言われた。
確かにこのホテルに食堂らしきスペースはありそうもなかった。
地図を持って外に出るとテルミニ駅の裏側だとわかった。前に一度旦那と来た事があった。
テルミニ駅だ。
しかし表通りとは違い裏は朝から娼婦や物乞いがうろついていて臭い。
迷いながら指定されたホテルに着きなんとか数種類のパンとカプチーノをいただいた。
味は覚えていない。早く電車に乗ってここを出発したかった。