
僕の住む街には山と海がない。
だから大きな山のある街に憧れます。
何気ない普段の暮らしの風景に
いつも大きな山が見えるのだから
そらすごいことだなと思うのです。
街の向こうの空に大きな雲が浮かんでいて
それが時々
あるはずのない大きな山が
そこにあるように見えたり
夕暮れのなか、
長いまっすぐな坂道を
下っているとき
長く平らな雲が地平線と並んで
それが夕日をうけてきらきらと光る
海に見えたりすることがあって、
小さな魔法のような瞬間。
そんなときは気分が高揚します。