囁き 地下鉄駅ホームの柱に コーヒー自販機の隅に ほんの小さな言葉の欠片を見つけました。 道で人とすれ違った瞬間に 聞き逃すほど微かな声で囁かれ 立ち止まって振り返るような、妙な感覚。 文字の小ささとは反比例をし、 たいして意味のないはずの言葉は深みを持ち じわじわと気になってしまいます。