本日のトレーニング
蒸し風呂サウナ状態の体育館に中に集まる約40名の選手たち
テーマも一新された今月からは 「相手にやらせる」 が今日からスタートされました
あちらのチームでもそっちでも、そのまた向こうのチームでもそんなトレーニングやったこと無いのがバレバレ・・・
非常に多い人数になってしまっているのでドリルではこなせないのでショートゲームでのトレーニングが中心になっているこの頃
全員 「相手にやらせる」 は未知の領域だったみたい
どれでも構わず奪いにいく姿勢は買ってあげるけど、一体どこで相手にやらせる場面があるのか?
自分のチームの選手は用意ができているからあたりに行っているのか?
その 「奪いに良く」 という選択をしたのならば確実に奪えるだけの技術があるのか?
交わされたときのケアは?
ボールとゴールしか見れない選手たち
「ボールを見なさい!!!」
「ゴールを見なさい!!!!!」
その辺の指導者さんたちが口をすっぱくして言い過ぎるからチームメイトの動きや位置なんて一切見ません
こりゃ~かなり時間がかかる・・・
そういえば、各大会などを見学していると指導者からその辺に対してのコーチングって聞いたことないよね
「打て~!!!」 野球か・・・
「下げろ~!!!」 おまえが下がれっての・・・
「まわせ~!!!!」 皿かよ・・・
「何で出さないんだ~!!!!」 ノーコメント・・・
ぜ~んぶ攻撃に関しての声、しかも的を得ていない
攻撃に備えた準備を相手のポゼッションの最中から気付かせて上げさせていくには???
ボールを奪った瞬間から始まる攻撃ですがその瞬間には周りの準備ができていません
連動する2~3名がいたとするなら??
足元のボールなんて奪いに行かないでしょう
何が最善?
インターセプトでしょ~
縦へボールを入れさせない、そのコースは確実に消して横のパスに対して狙っている数名
同じ方向へのアプローチになります
もし横ではなく後ろへ下げられたら???
縦へアプローチしていたままチェイシングへと繋がります
ポゼッションしていなくても確実に主導権は握れます
今までは???
足元へ奪いに行く、偶然にも奪えてドリブルが始まる、一匹狼の特攻野郎が奪いに行ったもんだから周りはその勇士を見ているだけで奪った後からスタートとなる、結局勢いよく奪えたけれども誰も居ないので一度ボールを止めて援護を待つ、それでもなかなか来てくれないからシュートしやすい所すなわちピッチの真ん中を目指しだす、疲れて足がもつれて奪われるもしくは疲れたから遠くから打っちゃう
せっかく始まったポゼッションも時間にしたら1分かな???
それでもコーチたちは皆さん 「決めろよ~」 で済ませちゃうでしょ?
無理な奪いから素早く繋げていくのは難しいですよね?
だって 「奪えなかったらどうなる?」 っていう懸念も頭によぎるから前に出ようとできないもん
意識的な突破とは違うパスのカットからなら?
縦への流れからの連動だから意識は前へ向けられやすい
仮に触れなかったとしてもパスを受けた選手の縦さえ切れればやり直せるんじゃない?
ガシガシ奪いにいって互いにボールを同時に蹴って 「ボムッ」 って音がしてるシーンよく見ませんか?
結局どっちのボールになる確率が高いか知ってますか?
サッカーなんてそんなもんです
お疲れ様でした