イギリスでのお引越し・・・というかステイ先を変わった回数、10回。


あ、コレ、2回留学した際の総数ですよ。


コレを経てあたしが留学相談なんかでよく話してるのは


「ホームステイはギャンブルみたいなもの。その家庭との相性はそこに住んで見なきゃ分からない」


ということです。


何せ、Brighton滞在時は3度も変わりましたからね。


おかげさまで、スーツケース一個、キャリーケース1個のお引越しはすっかり得意になりました。

(もちろん、足がないのでキャブかミニキャブ利用で、ですけどね)

そんなアタシのお引越し術は・・・

「とにかく捨てる!!」

学生時代に東京のフラッグシップショップでお気に入りのブランドのTシャツを買うも、帰国後母親に全部捨てられてしまっていた(母曰く、古くなっていたから、だそうだが・・・ガーン)ことから、あれ以来、いらないものはとことん捨てたり実家に送ったりと、とにかく手元に残すものは必要最低限に抑えることに。

あとは・・・意外なことに、いらないものとか「帰国売り」と称して(?)二束三文譲ることができちゃいました。

それこそネイルポリッシュとか、こまごました小物なんかも。


イギリスでは留学生の帰国売りってのが多くて、ネットや日本食料品店の掲示板なんかにそういうアドがたくさん見受けられます。

もちろんケータイなんかも。

日本と同じようにケータイ買うのに銀行口座必要だったりする時代だったから、当時はプリカを使ってたので、日本とは規格の違うイギリスのケータイは帰国したらいらなくなるし。

それに、ケータイも進化して海外で使えるようになってくるだろう、という予測もあったしね。

(その読みは当たって、今は海外旅行には自分のケータイをどこでも使えるようになった。イギリスでも、アメリカでも、台湾でも、韓国でも使える、というのは非常にありがたい)


それでアタシは学校の友人に格安で譲って帰国しました。

そうやって身軽になって移動する。


これ、鉄則かな。


でも、それはやはりお金もかかるから、ほんとのところは、引越しは苦渋の決断でした。

今は円高ですっかりポンド安となり不景気なイギリスですが、当時はポンドがめちゃくちゃ強かったから、物価もキャブの値段もめちゃくちゃ高かったし、できれば避けたいところでした。


しかし…いろんな差別が目に見えて残るイギリス南部にいると、やっぱりアタシは我慢ならず。


LondonではLewishamのママのところがメイン。

つまり、そこがどんだけ相性がよかったか、ということになりますね。

それに人種差別なんて全然気にしなかったし。

(彼らがどれだけすばらしい人たちか、ということにもなりますね)


南部でであったホストファミリーを見ていると、なんだか歯がゆかったですね。


しかも・・・そのほとんどが実はもとLewisham住人だったと聞くと・・・情けなかったです。

だって、そこの地域から引っ越したってことは、住環境もそうだろうケド、自分は中流家庭だ、なんていうことをおおっぴらにしてるだけだもの。

中流だナンだろうが、それって、単に人種差別とか、自分勝手な思想でめんどくさくなって引越しただけじゃないの?って。


だから一時期だけど、その場所に昔から住んでたおばあさんのおうちにかくまってもらった(?)ときに彼女が言った言葉が身にしみましたね。


「ロンドンから引っ越してきたやつにはろくなものはいない」


と。


その通り、とアタシは思いました。


そんなちっちゃい人間性の集まりの家庭にアタシは居られなかった。つまり、ホストファミリーとの考え方の違いが大きく、相性も最悪だったということです。


こちらが人の家を間借りするとはいえ、それこそお互いが気持ちよく暮らせるのがベスト。

家族との会話や家族の生活スタイル、その他いろんな面でお互いが心地よくいられるためにはお互いの思想などがへんに偏っていないことが大切だと思います。


学校で紹介されるところは基本的な環境、家族の状況をある程度見極めるためスタッフによる面接などを得て、登録するなど、学校側も気を使ってるところはあると思うけど(それなりに学費の高い学校は、ね)、スタッフ一人ひとりの見方も違うし、彼らホストファミリー候補の本音と建前は会話だけでは分からない。


ましてや同じ国の人間だと、異国の人間が見て、おかしいと思うことには気がつかないからね。


そんな経験から実家で留学生を受け入れるようになったときに一番最初にアタシが家族にクチをすっぱくしていったのは


「自分の家族と同じだと思って。特に外国人だからってお客様扱いはしないで」


と言うことでした。

同じ屋根の下に住むというだけでなく、お客様扱いをしてしまう日本人の美徳は通用しない。

また、戦中を生きた祖母には戦争というもので植え付けられた差別は、若い者には分からない、ということをあえてすっぱく言い続けました。


これが功を奏したようで、すっかり評判のよいステイ先になった我が家。

今はおばあちゃんの身体が無理が利かなくなったため、一時的に受入れを休止しているのですが、いつになるか分からない再開の日を心から切望されている方が多いようです。


自分の目で耳で、五感で体験したことから得た知識が生かされてると、うれしいものですね。




その、ホームステイで得た知識、彼との相性も同じだと思いますが・・・どーだろ?




さて・・・話は変わって、日本ではそろそろお引越しを検討中の私。


帰国後、実家でも(留学中にえっ)実家の建て替えで建て替え後の新居にお引越ししたり・・・

そこからまた、東京の家に移ったり(仕事で東京勤務になったから)と東京に落ち着くまではあっちこっちお引越しばかりの生活でしたが、東京に落ち着いてからは、はや6年。


なので、そろそろ一大計画を!というお引越しに向けて計画中です。


とは言うものの、同時進行の?こともあり。

一体どうなるかは、「あたしもわからん」状態です。


ま、出来れば同時進行のほうが先になってくれるとうれしいかな、という感じですが・・・こればっかりはな。