BAND AID
advanced healing BLISTER

Johnson&Johnson


にお世話になりました。



日本では「キズパワーパッド」として販売されているものです。
これは普通の絆創膏とは違い、創面のハイドロコロイド部分が浸出液を吸収してゲル状になり、創部を湿潤状態に保ちながら、かつ浸出液に含まれる創傷治癒を促進する因子をうまく利用することで傷を早く、きれいに治すことが出来ます。表面はポリウレタンでコーティングされているので防水効果があり、すぐ剥がれちゃうんじゃない?というほどそれ自体は柔らか素材なのですが、そのままお風呂に入っても大丈夫です。簡単にいうと、自己治癒力で創部を治すお助け製品 というイメージでしょうか。
傷から浸出液が出ている間に使用することで効果を発揮するグッズです。

こうしたハイドロコロイド素材の絆創膏は1985年にスウェーデンの軍隊の訓練などで足にトラブルを抱える兵士たちのために、マメ・靴ずれの用製品として開発されました。その後欧米で製品化され、現在では家庭向け傷ケア製品として販売されています。


昨年末、調理中にはねた油で負傷するハプニングがあり、やけどした範囲は非常に小さかったのですが、水疱ができる軽めのⅡ°熱傷の状態でした。
このまま放っておいても治るだろうけど水疱も出来たし、アブソキュア的な何かを貼りたい・・・ということでCVSへ。今回はCVSで売っていた良さそうな物を選んで使ってみました。CVSオリジナル商品のこれと似たようなものと、Johnson & Johnsonのものと二つ。

使ってみた結果、CVSのものは創面に当たる部分がほとんど粘着テープ状態でゲルと呼ぶにはほど遠く、張り替え時、粘着度が強くて痛かった。。。。
一方BLISTERはその名の通り、水疱からの浸出液を含む部分が目に見えてゲル状になるのが分かり、うんうんこれだよねーという感じ。お値段は6枚入りで5ドル前後と結構しますが、またこういう怪我をしたら次買うのはJ&Jだな。

Johnson&Johnsonから発売されているアメリカのキズパワーパッド、この形の他にFingers&Toesという指に使う様に形作られたものがありますが、調べてみると日本では更に多くの種類の形や大きさのものが販売されていました。これはなぜか日本の方がバラエティに富んでいるようです。不思議。

ちなみに治癒過程で陽に当たると、産生されたメラニンで色素沈着がおきやすいので、火傷部分は紫外線に当たらない様なるべく遮光するように気を付ける必要があります。今回は冬で服を着込めたため、自然と傷の部分が隠せたからその点は良かったかな。意外ときれいに治りました。
イソジンでガシガシ消毒を繰り返していた一昔と違い、現在のwound healingの主流は湿潤療法。どんどん世界の常識って変わって行くなと、ふと思いました。


とにもかくにも、怪我はしたくないものです。


Have a good day!

まずは専門家に適切な診断と治療をお聞き下さい車椅子

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