ユリウス・カエサル | 勉強カフェを作った社長のブログ

ユリウス・カエサル

王政から共和制、そしてそれから帝政へと
移行していくことになる古代ローマですが、

共和制から帝政へという過程のキーマンの一人がユリウス・カエサルです。
彼は国家の拡大期から安定成長期へのシフトにあたり、数々の改革をします。

それまで共和制は非常に機能していました。

だが、どんなに良い組織もそれが永劫続くことはあり得ません。
すでに旧態体質となっていた元老院にとって、
ローマとは「都市国家ローマそのもの」を意味していたのでした。


しかし、ポエニ戦役でハンニバルを破りカルタゴを制圧して以来、

ローマの覇権は地中海に広がっていました。

イタリア半島以外に領土が広がったのです。


つまり、国の成長の規模に政治が追いついていなかった。



カエサルはそれを冷静に観察します。

都市ローマだけを見ていてはいけない、
彼にとって領土全体こそがローマであり、
属州を含めたすべての領土の統治こそがこれからの安定成長への基盤になると考えます。


そこでまず彼が行ったことがユニークで好きなのですが、



なんとローマの城壁を壊します。


「都市は城壁に囲まれている」のが常識の時代に。

現代においてもヨーロッパ、特にイタリアの都市はトスカーナ地方を中心に

城壁に囲まれている地方都市が数多くありますが、

それだけ都市と城壁は切っても離せないものなのです。


その城壁をあえて壊した。


城壁がないと、敵国に攻められるかもしれない。

しかし、あえて門戸を属国にも開く。


もちろんその裏には手狭になってきたローマの領土拡大もあるようですが、

彼はローマ市民へのデモンストレーションの意味合いをこめて行ったのです。

こうして解りやすく、ローマの平和を謳ったのです。



やはり優れた人材は『見せ方』が秀逸ですね!

このことで『新生ローマ』誕生を印象づけることに成功し、改革を進めていくのです。




国を会社に置き換えて考えると、得るものがあります!!


これって紀元前の話なんです。


キリストが生まれる以前からこんなエピソードが残っています。


人間は時が経っても本質はなんら変わらないなんて面白いですよね。