大連・北京旅行1日目の2/3~大連に到着
飛行機に乗り、ガイドブックをながめながら、
旅への期待を膨らませる。
機内で最新映画をみるのが好きだけれど、
そこまで、時間はかからない。
およそ3時間のフライトだ。
映画をちょっとみてみたり、機内食を食べたりしている間に
あっという間に時間が過ぎる。
友達に言葉もいくつか教わるが、発音がおかしいらしい。
まともに数字も言えない。5の発音ができない。
覚えたのは、映画にでていた周 杰倫(Jay Chou)という俳優の顔だけだった。
私は知らなかったが、中国では、人気の歌手だそう。
飛行機を降り、入国審査を受ける場所を抜け、
荷物を受け取るくるくる回るベルトコンベアーの前で、
預けたスーツケースがでてくるのを待つ。
このあたりから、中国語しか聞こえなくなり、
もし友達がいなくなって、一人になってしまったらどうしようかととても不安な気持ちになった。
タクシーをひろい、大連市内へ向かって走り出す。
友達は、空の様子が変だと言う。
雲はないが、薄曇りのようなにぶい青空だ。
タクシーの窓からは、建設中の高い建物がたくさん見える。
20階くらいあるであろう細長い建物が多い。
地震のある日本とは違って、細長くても大丈夫なのだと思う。
友人宅で、食事を食べた。
ローストチキンのような焼いた鶏肉をさいたもの、
中華風味付けのえび、酢豚のような豚肉の料理、
牛肉を炒めた料理、太刀魚を揚げて味付けした料理、
細長いいんげんのような野菜の炒めもの、
青梗菜のような野菜の炒めもの、
たまごと野菜のスープをちょっとずつ頂いた。
すべておいしかったので、食べすぎた。
ふと、部屋のテレビで、大連市内で山火事があったとニュースがながれる。
これが、空の色がいつもと違う理由だったようだ。
てっきり、黄砂のせいかと思っていた。
そんな空を確かめに行くかのように、外にでる。
焦げ臭いにおいがするものの、空は空港に着いた時と違い青さを増している。
雲のない晴天のなか、市内へのドライブへとでかける。
まずは、欧米や日本の企業の多く進出しているあたりを走る。
新しく投資がされ、開発された雰囲気がある。
広い敷地に、少しデザインのほどこされたオフィスビルが立ち並んでいる。
こういう環境で、働くのも良さそうだと感じるほどきれいなビルである。
ちょっと寄り道して、その後、ホテルに向かう。
荷物を預けることにした。
海辺の高級ホテルだった。
ここにずっとのんびりいるのもいいかと思うくらい。
地震のある日本では見ない細くて薄くて高いビルは、香港を思い起させるけど、
この構図、ハワイを思い起こさせるところもある(海の色や気候は、もちろん全然違う)。
でも、性格的には、のんびりするよりも、あちこち探索に行くのが好きなので、
すぐ部屋を後にして、星海広場に向かう。
ここの広場では、凧上げをしている人がたくさんいる。
凧上げは、家の近くの川原で、子供のころにやった記憶しかない。
でも、ここのは、ずいぶん様子が違うので、やってみることにした。
他の凧は、ものすごい高いところにある。
両手で操作して、不規則な動きをしている凧もある。
一方、私の下手くそな凧は、たいして遠くに行かない。
凧の形が良くわかる。
友達がやると、あっという間に、
ビルよりも高いところに。
そして、カメラのフレームに収まらないところまで。
左上のぽちっと写っているのが凧。
わかるかな?
大連の海辺の上空は、風が強いということを認識する。
そのせいか、東京より、空気はさっぱりして、湿度も感じず、
過ごしやすい気候だった。
東京のように放射線を心配しなくてもいいという解放感からか、
たくさん空気を吸い、芝生の軽く走り回って、
今年に入って一番すっきりした気持ちになった。
ずっとこういう気持ちを思い出したくて仕方なかったんだと気づく。
到着して数時間だったけれど、来て良かったと思った。
海辺に近い場所にある、本の形をした大きなオブジェのところへ行く。
みんな両端の高いところに向かってのぼっている。
私も行こう!と簡単に考えていたものの、不思議な傾斜角度で、
上の方に行くとすべってしまう。
上の方からは、休日の午後を思い思いに楽しんでいる人たちの様子が見える。
ローラースケートしてみたり、ラジコンしてみたり、子供づれの家族が遊んでいたり。
ここの広場に関してだけいうなら、横浜の海辺の公園のイメージだろうか。
ほんの半日も経たないが、
思っていたイメージと違うというのが、正直な感想だった。
逆にどんなイメージを抱いて来たのかということなのかもしれない。
テレビやネットや旅行カタログ、人から聞く話。
中国という広い国の断片的な情報しかない。
それをもってイメージする大連とは何だったのだろうか?
大学時代の親友の話を聞いてから、
自分の目でみて、確かめたいという気持ちが強かった街、大連。
きっと、2日くらいで知る大連もほんの一部でしかないけど、
でも、私の認識を変えるのに十分な気すらする。
その後のドライブは、近くの海沿いを走る。
景色の良い高台の近くの遊歩道は、恋人同士で一緒に歩くと幸せになるのだそう。
日本と一緒だと思う。ここを一緒に歩けたら、きっと2人は幸せだね。









