忘れないように
まだ体が復活してないので寝たり起きたり。
早く赤ちゃんの物を買いに行きたい。毎日こんなものがあったらいいなあ、
あんなものでかわいいのがないかなあ、とドラえもんの歌みたいに想像ばっかり。
ああ、赤ちゃんの物、アホみたく買い漁るのはいやだいやだ、と思っていたのに。
入院してる間、一歩も外に出なかった。新聞もテレビも病院にないし(なんでだったんだろう?)世の中の風にとにかくあたってなかった。
そして退院の日、サトマンがうちの大事なボロ車で迎えに来て、乃衣と一緒に我が家へ帰る景色は、いつも検診に通ってた見慣れた景色だったんだけど、全部が新鮮に見えて、何でも見たくて、歩いてるひとも並んでる店もガソリンスタンドもなんでも。
あたらしく生まれて来たのは乃衣だけのはずなのに、なんだか自分まで生まれて出てきたみたいに感じた。何にも話したりせず、CDにあわせてうたったりしながらこの帰り道をよーく味わった。
そう思った事も体調が戻って忙しく暮らすうちに忘れちゃうだろうと思って何となく書いておこうと思いました。
家と病院を通っていた道のある日の写真

飯泉裕子
早く赤ちゃんの物を買いに行きたい。毎日こんなものがあったらいいなあ、
あんなものでかわいいのがないかなあ、とドラえもんの歌みたいに想像ばっかり。
ああ、赤ちゃんの物、アホみたく買い漁るのはいやだいやだ、と思っていたのに。
入院してる間、一歩も外に出なかった。新聞もテレビも病院にないし(なんでだったんだろう?)世の中の風にとにかくあたってなかった。
そして退院の日、サトマンがうちの大事なボロ車で迎えに来て、乃衣と一緒に我が家へ帰る景色は、いつも検診に通ってた見慣れた景色だったんだけど、全部が新鮮に見えて、何でも見たくて、歩いてるひとも並んでる店もガソリンスタンドもなんでも。
あたらしく生まれて来たのは乃衣だけのはずなのに、なんだか自分まで生まれて出てきたみたいに感じた。何にも話したりせず、CDにあわせてうたったりしながらこの帰り道をよーく味わった。
そう思った事も体調が戻って忙しく暮らすうちに忘れちゃうだろうと思って何となく書いておこうと思いました。
家と病院を通っていた道のある日の写真

飯泉裕子