microstar's blog
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『夜間飛行』7インチ発売!

『夕暮れガール』から1年2ヶ月ぶりのニューシングル
『夜間飛行』が発売されました。

いやー、無事発売出来て正直ホッとしています。
今年は『マイクロスター・アルバム』のアナログ発売はありましたが
新曲もシングル1枚ぐらいは発売したいなと思っていたので。
夏ぐらいまではシングル一枚ぐらい今年中になんとかなるだろと
気楽に構えていたんですが
星野みちるちゃんなんかの仕事を
いろいろとやっているうちに気が付けば10月。
そう、みちるちゃんの「い・じ・わ・る・ダーリン」の作業が
終わったのが10月はじめの頃で、開放感とともに
そこで急にマイクロスターの事を思い出した訳ですよ(遅すぎ)。

今回B面に収録されているカヴァー曲、
『Happy Christmas To You From Me』は以前から好きな曲で
今年シングルを発売するならこの曲をカヴァーしようと決めていました。
しかしそれをやるには遅くても11月中に発売しなければならず
逆算すると10月中に曲が完成していなければプレスが間に合わない状況で。
新曲はと言えば作りかけの曲はあるものの、ほぼ手付かずな状態で。
一応Pちゃんに相談してみると、オレがやるならやると。
それでダメモトでVIVID SOUND担当N氏に相談すると
即答で「やりましょう!」と。
正直「いやー、今からじゃ無理ですよ」とか言われると思っていたので
その時点では曲もできてないのにGOを出したN氏にはホント感謝です。

発売の告知が遅くなってしまったのも
ギリギリまで本当に出せるかどうかわからないという
こんな綱渡り状態だったからな訳で。
ジャケットデザインは前回同様高瀬さんに快諾していただき
こんな厳しいスケジュールの中
またまた素敵なジャケットを作ってもらいました
(ホントありがとうございます)。
新曲も思っていた方向のものが作れたと思うし
カヴァー曲の方では念願の子供コーラス(ウチの娘たち)も収録できたし
大満足な一枚に仕上がったので是非聴いてもらいたいです。

いやー、人間やればできるもんですね。
調子に乗って来年はいよいよアルバムとか
出せたらいいなと思ってます(毎年言ってますが)。

佐藤清喜

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マイクロスター・アルバム 念願のアナログ盤が本日発売です!

2008年にリリースされた「マイクロスター・アルバム」が念願のアナログ化!
いや~、嬉しい。本当にこの日を待ってました。
CDリリース当時からアナログ盤も出すつもりでいましたが
CDよりもコストが高くなってしまうアナログ盤はそう簡単に出せる物でもなく
いつか出せたらいいなとずっと思っていた訳で。
VIVID SOUND担当から限定で出したいと言われたときは
そりゃもう涙が出るほど嬉しかったですよ。本当に感謝です。

高瀬さんによる凝ったジャケットも
アナログならではの中域たっぷりな音も
自分にとっては満点以上の出来で
このアルバムに関してはもう思い残す事はありません!

限定ですのでお求めはお早めに!

http://www.vividsound.co.jp/item_show.php?lid=4540399096551

南ヤスヒロ君について知っている2、3の事柄

南ヤスヒロ(南康弘)君が亡くなった。
彼はマイクロスターの初期ライブにおいてドラマーとして手伝ってくれた友人だ。
10月20日未明、自宅マンションのベランダから転落するという不慮の事故によるものらしい。

彼と初めて出会ったのは95、6年ぐらい、
土橋雅樹君(Treacle Well)のレコーディングの時だったと思う。
土橋君の弟子的な感じでスタジオに荷物を持ってついてきたのが彼だった。
ドラムをやっているとの事だったので、マイクロスターのライブで
サポートのドラマーを探していた僕は彼にお願いすることにし
その後数年間マイクロスターのライブでたたいてもらった。
僕よりも年下だと言っていたし彼は童顔だったので、そのことについては
全く疑わなかったけど実は同い年だと言う事を彼の口から聞いたのは
ずいぶんと後になってからのことだ。
ずっと年下だとばかり思っていたから
ずいぶんと失礼な物言いをしてたかもしれない。
ゴメン、南君。
彼はいつもフワフワしてて危なっかしくて
ボケーっとしているかと思うと意外に器用で
たまに間違えるけどいつもニコニコしてて
何とも憎めない、とても不思議な人だった。

彼についてとても印象に残っている事がある。
ある日、僕は相方Pちゃんとマイクロスターのリハのため
スタジオに向かっていた。そこに南君から電話が入った。

南「佐藤さん、すいません!(ピーポーピーポー)」
僕「おお、南君、どうした?」
南「さっきちょっと車にひかれまして(ピーポーピーポー)」
僕「え?!」
南「で、今救急車の中でこれから病院行きますんでリハにちょっと遅れます(ピーポー)」
僕「リハ来なくていいから早く病院行って!」

バイクでリハに向かっていた南君は車と接触事故をおこし
救急車で運ばれたのだった。
意識がしっかりしていたとはいえ、救急車の中から
「ちょっと遅れます」と電話してくるあたりがなんとも南君らしい。
当然、その後しばらくサポートはお休みする事となった。

2000年を過ぎたあたりからマイクロスターもほとんどライブをやらなくなり
彼と会う機会も減っていった。
最後に会ったのは2005年ぐらいだろうか?
友人のライブで久しぶりに会った彼は平井堅さんへの楽曲提供をはじめ
職業作家として売れはじめた頃で、とても生き生きとしていた。
それまでの苦労時代を知っている僕は彼の成功をとても嬉しく思ったし
作曲家としてのヒットなどない僕は正直羨ましくも思った。
彼はいろんな楽器を器用にこなす事ができたし、曲もたくさん書いていたし
歌も僕なんかよりぜんぜんうまかったし
これからやれることはたくさんあっただろうにとても残念でならないし
正直まだちょっと信じられない。
今も向こうからあのニコニコした顔で
ヒョコヒョコとこっちに歩いて来そうな気さえする。
でも一番信じられないと思っているのは当の南君本人じゃないだろうか。
天国で「あれ?あれ?」とか言いながらキョロキョロしてる姿が目に浮かぶ。

最後に手前味噌ですいません。マイクロスターで「モーターサイクル・ボーイ」
この曲が出来たときから「南君のテーマソングみたいだ」って思ってました。

南君、安らかに。

『夕暮れガール』いよいよ発売です!

前作「microstar album」から3年ぶりとなる新譜
「夕暮れガール」が本日発売になりました!
念願の7インチ・アナログ盤での発売ということで感無量です。
アナログ盤は聴けないという方のために同内容のCD-Rも付いてますのでご安心ください。
内容について多くは語りません。とにかく聴いていただきたい。

こうして音楽をつくり続けていられる事に感謝しつつ
また新たな気持ちで次作の制作に励みたいと思います。

佐藤清喜


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秋のテクノポップ大感謝祭

昨日のロフトプラスワンに来ていただいたみなさん、
ありがとうございました!
いや~、楽しかった!田中さんの用意した映像、
鼻血モノばっかりでしたね~。
'80年代をあのような音楽とともに生きてきた自分にとっては
田中さんにタイムマシンであっちこっちと慌ただしく連れ回されているような
あっと言う間の3時間でした。
後半の江口さんと戸田さんのからみも面白かったー!
ものすごく楽しかったのでぜひまたやってほしいです。

ライブはもともと松武さんとハンマー森さんのイベント用としてスタートしたので
コンピ収録曲を中心にやりました。濃い内容の映像&トークの後なので正直プレッシャーもありましたが、暖かい拍手もいただきホッとしました。

ライブが控えていたので酒を飲みながら楽しむ事が出来なかったのがちょっと残念でしたが、12月8日の松武さんとハンマー森さんのイベントは、客として飲みながら楽しみたいと思ってます。
興味のある方、ぜひご一緒に!

佐藤清喜

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