挨拶
お久しぶりです! ざわです!
最近全く書いていなかったざわ的講評!
久しぶりにやります!
書いていなかった理由としては、自分が購入する意思のない商品に対して外から批評をするのはなんだかなぁという感覚があったからなのですが、Paniniの時代が残り一か月となり、このトレカ発行メーカーの変遷期の記録は記録として残しておくだけでも10年後、20年後には面白くなっている可能性もあるかもしれないと思い、ちょっと書いておくこととしました!
その前に 告知!!
2025/11/23(日・祝前日)に東京/水道橋にて
『Trade Night in Tokyo 2025 冬 』を開催いたします!
日本最大の
(個人)スポーツカードコレクターの
スポーツカードコレクターによる
スポーツカードコレクターのための
トレード会/オフ会
となっております!
皆様の参加をお待ちしております!!!
●trade Nightの詳細はこちらの記事をご参照ください!
本題! 2025/08/30発売!NBA 2024-25 Panini Silhouette
【商品構成】
1カートン=10ボックス入り
1ボックス=4パック
1パック=カード4枚
【商品の種類】
FOTL:1825$(Panini公式サイトのダッチオークション)
Hobby:
(海外):1100$
(国内):160,000円
Silhouetteのよいところ
ベースカードのデザイン性の高さ
「Silhouette」の最大の特徴は、このブランドの名前の通り、選手のシルエットを美しくあしらったデザインにあります。ベースカードですら、背景に選手のクローズアップ写真と流れるような「S」のロゴが組み合わされており、非常に芸術性の高い仕上がりとなっています。ベースカードのきれいさにおいては過去作のIllusionに似ているでしょうか?
見た目の美しさを重視するコレクターにとっては、たまらない製品でしょう。また、河村勇樹選手がベースカードにも収録されている点はgood!
ユニークなメモラビリアカードの豊富さ
ホビーボックス1箱には、7枚ものメモラビリアカードが含まれており、その種類も非常にユニークです。
まさにPanini最後のメモラビリア大放出セール!!
「Holiday Laundry Tags」や「NBA Finals Memorabilia」、「Specialty Jumbo Patches」など、特別なメモラビリアがドドンと収録されています。TagやBig Patchなど今までの高級Boxでは1/1扱いだったような良い部分のメモラビリアがふんだんに使用されています。
版権が切れる前に在庫を出し切りたかったんだろうなという感じがすごい感じられますね!
Dual Auto/Booklet Autographsなども封入
「Franchise Greats Signature Booklets」や
「Jumbo Patch Autograph Booklets」といったブックレットカードも封入されており、その存在感は圧倒的です。
複数のパネルにわたって選手がデザインされ、巨大なパッチや複数の選手のサインがレイアウトされているものもあり、ボックスを開封する際の期待感を最高潮に高めてくれます。
Logoman を雑に封入!!
本当にPanini最後のメモラビリア大放出セール!!
どれくらい雑なのかは実際の開封結果を見てもらう方が早いでしょう!!
●雑なLogoman例①
なんかLogomanが収まりきってないし、5枚ある
●雑なLogoman例②
なんかLogomanが小さいし、5枚ある
●雑なLogoman例③
なんかLogomanが2個使われているし、5枚ある
(計 Logoman10個分…?)
●雑なLogoman例④
Logoman Autoが10枚ある?!?!
今までどんな高級版の商品でもPaniniのNBAカード界において、Logoman/Logoman Autoいうのはその選手の最高峰のカードの一つとして扱われ、数千ドルの価値がつくのが当たり前という世界でした。
そんなLogoman部分をこんな雑に!!!
贅沢に使用しています!!!!!!笑
しかも、Logoman autoですらシールオート言うとんでもない雑仕様!!こんな投げやりな作り方はまさに閉店セールっていうしかないですね。笑
Silhouetteのよくないところ
値段設定
「Silhouette」は「ハイエンド」製品に位置づけられており、その価格は非常に高額です。ホビーボックスは1100ドルを超える価格で販売されており、初心者やライトなコレクターが気軽に手を出せるものではありません。しかし、そのBox内容は中級者以上のコレクターが満足できるほどの品質かといわれるとちょっと…?
サインカードは全部シールオート
SilhouetteにはSilhouetteブランドのサインカードおよびContendersというブランドのサインカードも合わせて封入されています。しかしながら、その両者ともに、そして前述したようにBooklet AutoやLogoman Autoまでもシールオートとなっています。On cardオート(カードに直接サインが書かれたもの)と比較すると、どうしても評価が一段落ちてしまいます。16万の箱から出るサインカードとしてはかなり残念な仕様です…。河村選手のRPA狙いであれば、Noir/National Treasuresに大きく軍配が上がりそうです。
ギャンブル性の高さ
高額製品であるため、「大当たり」を引いたときの喜びは大きいですが、そうでない場合の失望感も大きいです。特に、ボックスの大部分を占めるメモラビリアカードの中には、価値の低いものも含まれており、Logoman狙い!!!で16万円の箱を投資目的で購入する際にはリスクが伴います。残念ながら、1000$未満のlogomanもそこそこありますので…。
ライセンス移行による将来性の不透明さ
Paniniはまもなく2025/10にはNBAの独占ライセンスを失い、NBAカードの販売権はToppsに移行することが決まっています。このため、Panini製品全般の将来的な価値について、一部のコレクターの間で不透明感が漂っています。「Silhouette」はPaniniの集大成的な製品としてリリースされましたが、長期的な資産価値をどう捉えるかは、コレクター個々の判断が求められます。。。。
過去の人気インサートを導入するも・・・
過去のCrown RoyaleやContendersというPanini製品に封入されていた「White Night」や「Vanta」といったインサートカードが、「Silhouette」の中でケースヒットとして復活しています。それぞれ単品のブランドとして今年は発売されなかったため、ここに回ってきたのだと思われますが、SPインサートとして扱うには少々弱すぎるのかも…
おすすめ度
【ベテランおすすめ度】
★★☆☆☆
Logoman狙いのギャンブラーのあなた!
いってらっしゃーい!笑
また、Final メモラが豊富に封入されており、特にCavs/Warriorsファンの方にとってはここでしか手に入らないメモラビリアカードもありそうなので要Checkです。
2019-20Final関連のメモラはないので、Lakersファンは静観ですね…。
【初心者おすすめ度】
☆☆☆☆☆
初心者が16万円使って開ける箱ではない!!
おとなしく一か月後のTopps製品の発売を待ちましょう!
















