挨拶

こんにちは、ざわです。

 

最近はアウトプットがめんどくさいなぁと感じることが増えてきてしまいました。笑

まぁ気のむくままに続けていこうと思いますー!

 

 

  Checklistに基づくNational Treasuresについての考察

 

National Treasuresなどの高級版の商品は封入される全てのカードにシリアルナンバーが付いているため、実際の開封結果が出揃う前にChecklistを見ることで総生産数や封入割合が計算可能で予想がしやすいという特徴があります。

 

今回はChecklistから逆算して、National TreasuresのHobby版及びInternational版について数字を元にした検討・考察をしてみたいと思います。

 

 

  ベースカードから見るNational TreasuresのHobby版/FOTL版の総生産数について

まず、Checklistや商品構成などから今年のNational Treasures(以降NT)の総生産数を計算していきましょう。

NTは1boxに1枚ベースカードorパラレルが封入されており、その枚数から総生産数は簡単に予想が可能です。

 

今回は前提として、

昨年までの傾向や現在までの開封結果を元に

①通常のベースカードはHobby or FOTLから出現する。 

②International版からはInternationalパラレルのベースカードしか出現しない

という仮定をまず置いておきます。

 

ベースカード

封入割合:1boxに1枚

種類:100種類

選手一人当たりのベースカードの総枚数:133枚(/99,/15,/10,/5,/3,/1)

全選手のベースカードの総枚数:100*133=13,300枚

 

1case = 4 boxなので、

Hobby+FOTL総生産数 

13,300Box = 13,300/4

=3,325 case

となります。

 

過去年度を見てみると・・・

2019-20年度の総生産数:16,400box=4,100case

 

2020-21年度の総生産数:16,700box=4,175case

 

2021-22年度の総生産数:19,300box=4,825case

 

2022-23年度の総生産数:19,300box=4,825case

 

あれ、今年だけ大幅に減ってる?!?!

 

年々増産傾向が当たり前のPanini商品において突然1000case以上も生産数が減少しています…。

Panini商品で過去年度より総生産数が減っているというのは初めて見たかもしれません…。

 

これにはどういうからくりがあるのか順を追って考えていきましょう。

 

 

ということで、今年はHobbyだけではなく、International版もありますので、そちらも数えてみましょう!

*International版の計算

 

ベースカード

封入割合:1boxに1枚

種類:100種類

選手一人当たりのベースカードの総枚数:41枚(/33,/8)

ベースカードの総枚数は100*41=4100枚

 

1case = 4 box

International版の総生産数 4,100Box = 4,100/4=1,025 case となります。

 

これらの結果を合わせてみると、

2023-24年度のNational Treasures(Hobby+FOTL+International)の総生産数は 

4,350caseとなりますね。

 

結果的に総数としてみると例年よりやや少ないくらい?

 

昨年までと比較すると総生産数は約500case減少、さらにInternational版の登場によってHobby版とInternational版でHIT CARDの出方にも特徴が出そうだなぁと思いました。 なのでそこも合わせて検証していきまーす!!

 

  RPA生産枚数から見るHobby版/FOTL版の総生産枚数/封入割合について

 

ここでは、RPAの枚数からその生産数や封入割合を考えていきます。

 

今回は前提として、

昨年までの傾向や現在までの開封結果を元に

①RPAカードは1boxから1枚出現する。

②FOTL版 1 boxからは通常のRPA+FOTL RPAの2枚が出現する

③International版からはInternational RPAしか出現しない

④ウェンバンヤマなどのRP(Rookie Patch)はRPA枠にはカウントしない(開封動画で確認済み)

という仮定をまず置いておきます。

 

RPA(Rookie Patch Auto)

封入割合:1boxに1枚(2021-22年度から同様の傾向)

 

種類:50種類

 

選手一人当たりのRPA枚数

①FOTL限定:23枚(/15,/5,/3)*50人=1,150枚

②Hobby:277枚(/99, /75, /49, /25, /10,/10(Retro)/5,/3,/1)*50人=13,850枚

③International版限定:32枚(/24,/8)*50人=1,600枚

 

Total:RPA総枚数=16,600枚

 

FOTL版には1箱に2枚RPAが封入されていますので、

①FOTL版に含まれるRPA:1,150*2=2,300枚

②Hobby版に含まれるRPA:13,850-1150=12,700枚

③International版に含まれるRPA:1,600枚

というのが理論上の数値かと思われます。

 

 

 

  で、結論はなんなの?!

 

ここまでこねくり回した数字をまとめてみるとこんな感じになります。

 

 

いくつか数字が合わない場所があるので、International版にも通常のRPAが封入されるのか封入されずに保管されるRPAがあるのかはわかりませんが、大体はこんなものでしょう。

 

ここについて詳しく掘り下げてみると、International版のベースカードもジャージカードもすべてひっくるめた総枚数を見てみると20995枚がInternationalパラレルとして存在するようです。

 

BaseカードからのInternational版の生産数予想➡4100box

全てのカードのInternarional版の生産数予想➡20995/5=4250box

 

なので、Internaitional版からはInternationalパラレルしか出現せず、その総生産数は4100box前後であるとの結論でよさそうです。

 

故に、『Hobby版/FOTL版とInternational版は全くの別物と考えて試合に臨む。』が一つの結論です。

 

  では、Hobby版/FOTL版とどう戦う?

目玉のRPAは封入大幅減少➡RPA狙いは不適当

今年のNTではToppsが独占契約を結んでいる下記13人のRC選手のRPAが封入されていません。

 

例年1箱50万円近いBoxであるNTの中でもRPAでBox価格を超えるような評価の選手はその年のドラフトの中でも3-4人いればよい方です。今年はそれに値する選手たちがことごとくTopps社に契約を持っていかれ、Panini商品ではサインを書いていません。

 

 

1箱から1枚RPAが出現するという仕様が変わっていないのは良いことですが、RPAに収録されている50名のRC選手たちに1箱50万円の期待値を背負わせるのはかなり無茶だと思われます。

 

また、サインのない13名はRookie PatchというサインなしRPAみたいなものが封入されていますが、それの評価はあまり期待できないのではないかなと予想します…。

 

 

扱いや評価としてはサインなしNext Dayのような感じになるのではないかと予想をしますが、こればかりは市場の実際の評価を見てみないと何とも言えません。

 

 

インフルエンサーや各種GB屋、鑑定会社が頑張って煽って投資系コレクターたちの射幸心をあおることに成功したら少しは盛り上がるかもしれませんね…。

 

 

Super High End cardを狙うならここかもしれない…。

①減産の影響

 

前述の計算で出てきた

今年のNTのHobby+FOTL総生産数=3,325 case

 

これは昨年の生産数(4825case)と比較すると、

約32%の減産となります。

 

これがどのような影響を与えるか考えてみると、ルーキー選手の当たりカードは上述の通り例年より間違いなく少ないので期待値は減少するのですが、例えばレブロンジェームス選手のLogoman(1/1)が当たる確率を昨年度と比較すると、 

4825caseから1枚を引き当てる

➡3325caseから1枚を引き当てる

計算するとその確率は約1.45倍になっているのです・・・!

 

減産の影響により、例年と比較しても封入枚数の変わらないHigh Endなカードを当てることのできる確率が大幅に上昇しているといえるのです。

 

②ベテランLogomanの大量封入

 

そして、もう一つの要素を見てみると今年はベテランたちのLogomanの封入枚数が異常に多いです。Paniniさんは店仕舞いを見越してジャージの使い切り体制にでも入ったのかという説が信ぴょう性を増しています…。

 

【昨年度とのベテランLogomanの封入枚数の比較】

①ベテランのLogoman Auto(1/1)

31種類31枚➡39種類

②ベテランのColossal Logoman

100種類100枚➡192種類398枚

 

合計すると

昨年:131枚➡今年:437枚

 

Logomanの封入枚数が昨年比

3.34倍にも増加しています!!

 

・32%の減産

・Logoman封入枚数の3.34倍の大幅増加

 

これらのことから、

昨年と比較するとベテラン選手のLogomanを引ける確率は昨年比約4.5倍に上昇しています!

 

③RC Logomanも微増

 

また、RC選手のlogomanもRPの導入により

昨年度と比較しても増加しており、

サインなしLogoman(/5)*50名

Logoman RPA or RP(/1)*63名

 

313枚封入されています。

 

 

  結局、結論はry②

というわけで、更に更にまとめると・・

 

今年のNTは生産数が3325case.

 

Logomanという最もHigh Endなカードの封入枚数が過去最大の750枚以上!!

 

 

ということで4caseに1枚Logomanが出現する可能性があるというとんでもない大盤振る舞い仕様となっています!!!

(過去年度だと11caseに1枚ぐらいの確率)

 

そして、それはベテラン選手狙いでより効果的に感じられるでしょう!! 

 


 

というわけで、自分の好きなベテラン選手のNational TreasuresのLogoman狙いをするなら今がチャンスかもよというお話をしてみました。笑 そして、この減産の影響はロゴマン以外の1/1などにも大きく影響が見られる可能性が高く、開封は今までの商品と比較するともしかしたらちょっとしたお祭りみたいな感じになるかもしれません。

 

 

 

*この記事はざわの脳内の思考の一部を抜粋したものであり、すべては憶測でしかありません。この記事を読んだことによる開封・GB等の参加は各自の自己責任でお願いいたします。当方ではすべての責任を負いかねます。