挨拶
あけましておめでとうございます。
ざわです。
今年もよろしくお願いいたします!
2024/01/08 発売!! 2023-24 Panini Basketball National Treasures
箱の種類
FOTL / Hobby / International
Internaitonal(Asia版)の有無
有
Box価格
今年(2023-24年)の価格
FOTL:4500$(ダッチオークション)
海外Hobby:3500$
国内Hobby:????
International:1500$
去年(2022-23)の価格
FOTL:4750$(ダッチオークション)
海外Hobby:4500$➡3,400$
日本Hobby:500,000円
一昨年(2021-22)の価格
●Ebay
7/19:700,000円 ➡7/20:620,000y ➡7/21:600,000y⇒発売日:540,000y
●海外GB
火の手:520,000y➡売れないので値下げ:442,000y
Bomber:530,000y
wolfe:530,000y
Mojo 620,000y ➡560,000 ➡520,000y ➡470,000y
Cherry:480000y
●日本
ミントフランチャイズ 500,000y
ミント直営 550,000y(+開封割(10% off)+ポイント5% back)
ファナ 495,000y(ポイント5% back)
ケース内訳
●Hobby版
1case➡4box
1box➡10枚(サイン4枚、メモラ:4枚、プレート:1枚、ベース or パラレル:1枚)
●International版
1case➡4box
1box➡5枚(サイン2枚、メモラ:2枚、ベース or パラレル:1枚)
Checklistへのリンク
National Treasureのよいところ
Panini社の高級版の最も代表的な商品
Panini社の発行するNBAカード商品の高級版の中でも王道中の王道がこの『National Treasures(通称:NT/国宝)』という商品になります。その名の通りに価格がとにかく国宝級の高さ、収録されているカードも国宝級に人気があるものとなっています。
Natinaol treasuresが長年根強い人気を誇るの理由としてはいくつかの説があります。
それについて軽く紹介してみましょう。
①PaniniがNBAカードの版権を獲得した2009-10シーズンから継続して発売されている伝統的な商品であること。
➡特に2009-10年といえば、ステフィンカリーやジェームスハーデン、グリフィン、デローザンなど複数のスーパースターを生み出した年でもあり、特にステフィンカリー選手のNT RPAは現在では3000万円以上でも取引されているようなまさに国宝級のカードとなっています。
Panini社の高級版の商品としては他にもImmacuateやflawless,Eminence,One and Oneなどもありますが、いずれも商品も2009-10シーズンには発行されておらず、その歴史を鑑みるにPanini社のNBAカードの歴史を振り返る伝統工芸品のTop、まさに国宝のような扱いの商品となっています。
②This is True RPA(Rookie Patch Auto)
National Treasures(国宝)に封入されているRPAは通称:True RPA(真のRPA)とも呼ばれ、
様々な商品に封入されているルーキー選手のRPAの中でも最も人気のあるカードとなっています。
このNTのRPAがTrue RPAと呼ばれる理由としても諸説ありますので併せて紹介していきます。
●Beckett社の定めるRCカードの定義に該当するRPAであること
Beckett社は自社のホームページで各選手のルーキーカードの定義を定めています。
(2021年頃にもMLBの分野でワンダーフランコ選手/フリオロドリゲス選手らのRCの定義が話題になったこともあり、覚えている方もいるかもしれません。)
Beckett社の定義によると真の「RC」であるためには、
Checklistに一貫した番号が付けられ、ベースセットに組み込まれている必要があります。
今年のNTのChecklistを見てみましょう。
このようにベースカードとRPAとRP(Rookie Patch)が同一の通し番号で記載されています。
現代のスポーツカード商品では、この定義を意識して作られているものがほとんどであり、この定義自体はかなり前からの風習の遺産のようなものですが、ベースカードとサインカードで通し番号が一貫しておらずチェックリストが分かれているものは、ルーキーイヤーのサインカードではあるが、真のRCではないという考えの様です。
この考えがどこまで普及しているかは謎な部分がありますが、RPAとして必要な要素を満たし、評価されている商品であることに間違いはありません。なお、Panini商品ではSpectra、ImmaculateやFlawlessなどでもこの条件を満たしており、True RPAはNTだけではありません。
●RPAに求められている条件をすべて満たしていた
NTが生まれた2009-10年以降もNTは改良/updateを重ねて人気の地位を不動にしてきました。
その人気の理由としてコレクターがRPAに求めていた
1.大きなパッチ
2.縦型
3.直書きサイン
4.選手が実使用/着用したパッチが封入されている
といった条件をすべて満たしていたからです。
しかし、2020-21シーズンからはコロナの影響もあり、NTに使用されるパッチは実使用/選手着用ではなくなってしまいました。
2020-21シーズンからは『4.選手が実使用/着用したパッチが封入されている』この条件を満たす商品はFlawless/Eminenceのみとなってしまい、今まで欠けることのない評価を受け、高級版のTopの評価/人気を維持していたNational Treasuresの更に上にはっきりとFlawless/Eminenceが位置するようになりました。それでも、今なお根強い人気があるのはブランド力のなせる業だと思っています。
パッチの大きさ/豪華は他の商品の追随を許さない出来
NTのRPAは全選手同じ枚数、/99から存在しており、/99から既に2色or3色のとても良いパッチが封入されています。
ですが、ここ数年はほぼ同じデザインであったTrue RPAのデザインが変更されてしまい、一見するとTrue RPAと分からないような仕上がりになっています。これは評価が分かれるところだと思いますが、NT RPAは一生に1回しか発行されないカードです。単純な比較は難しいですが、私はどちらかというと変えて欲しくなかった派かもしれません…。
Rookie Logoman Auto(写真はebayから/過去年度のもの)
そして、1/1は通称ロゴマンオートと呼ばれる、NBA Logoが封入され、サインもついている間違いなくその選手の中で最も価値が評価される高級カードになります。人気のある選手であれば数十万ドルの価値が付くと思われます。
新封入 ブックレットRPA!
本年度から新しくブックレットのパッチオートが追加されたようです。
うーん、まぁ、どうなんでしょうね?
ブックレットオートはパッチが大きくできるので人気は出ますがTop of Topとしての評価はされにくいような…?
世界に一枚 あなただけのデザイン『Personalized Treasures』
NTの目玉はRPAなのは間違いないですが、ベテランたちの激レアカードもごくまれに出現します。
今回はベテランたちの目玉カードもいくつか取り上げていこうと思います。
一つ目はこの『Personalized Treasures』
・スーパースターたちの直書きオート
・全てのカードが1of1
つまり、その選手のそのデザインのカードは世界に一枚しかない。あなたしか持っていない!
そんなプレミア感に存分に浸ることのできるのがこの『Personalized Treasures』になります。
2020-21年を境に一度その姿を消しましたが、3年ぶりに復活です!
(ルーキー選手の目玉が少ないから無理やり持ってきたのではないかという説もry)
●ざわが所有する八村塁選手の『Personalized Treasures』
【新着!】
— ざわ@北陸 (@kobepackopener) September 3, 2024
2020-21 National Treasures
Personalized 八村塁(1/1)
限られた選手の1/1しかないシリーズで国宝の中でも極めてレアな1枚をようやくゲット🥰
PSA8ってほうが八村塁の名前にもジャージナンバーにもかかっているし、PSA9よりもいいんじゃないか?🤔などと思うぐらいには馬鹿です🤣🤣🤣 pic.twitter.com/MQyPY0zEmw
今年はそんな激レアオートが87種類も収録とのことで見かける機会がもしかしたらあるかも?!?!
ニックネームのインスク入りオート! Notable Nicknames !
このインサートオートも初年度(2009-10年)から存在するスーパースター達のニックネームインスク入りのサインカードになります。2009-10年度にはコービーの"Black Mamba"インスク入りのサインカードなんかもあったりして今なお根強い人気があります。
ただ近年はそのコンセプトが選手にまで伝わっていないのかインスクなしの通常サインを書いている選手も多く、どんな評価になるかはサインを書いている選手次第なところが結構あります。
今年度の収録選手は全9名です。
もし、ダンカンがニックネーム入りでサインを書いてくれていたりするとかなりの人気になるのではないかと予想されます!
スーパースターたちのLogomanも封入
選手によって封入枚数にはばらつきはありますが、NTにはカリーやレブロンといったベテラン選手たちのlogomanも封入されます。今年のLogomanはRC選手+ベテラン合わせて752枚封入されています!!!
ざっくり概算で見ると5caseに1枚誰かのlogomanが出現するという計算になりますので、そう考えると割と現実的な確率なのか…? 今年はNoirやSpectra、Impeccableにもlogomanが封入されており、メモラビリア売り尽くしセールが始まっている気配を感じますね…。
National Treasuresのよくないところ
目玉選手のRPA封入が出来ないという圧倒的な目玉不足
NTの目玉はなんといってもTrue RPAになります。RPAが封入できない選手はこのように本来であればサインがかかれる一に『23-24 Rookie』という文字が入ったパッチカードがRPAの代わりに封入されています。
この布切れは選手とは関係ありませーん!という文字と共に…。
さすがにこれはどうなのだろうか…。笑
NTが1box 50万円近い値段で販売される理由はその年の目玉選手の最も人気なRPAが出るかもしれないという期待感から来るところが大きいです。トンプソン兄弟もそこそこ活躍していますが、ウェンバンヤマという圧倒的な目玉選手のRPAが入っていない状態で1box 50万近い値段を維持するのは不可能でしょう。世界的にも圧倒的なセール行き予想であり、初動で急いでBoxを購入する理由は皆無でしょう。多分中国人富豪だけが買い漁る最近よくあるいつものパターンです。
True RPA以外のRPAは評価はあまり高くない
上記の画像たちはNTに含まれているパッチオートの種類の中の一つになります。National Treasuresに入っているルーキー選手のパッチオートではありますが、True RPAと比較すると評価は低め、プライス面を見るとTrue RPAの1/3-1/5ぐらいの評価となります。True RPA以外でもいいから欲しいというRC選手のカードがある場合にはシングル購入がおすすめです。
RC選手のサインなしLogomanも選手と関係なしの布切れである
ベテラン選手のメモラビリアは選手着用/試合使用のものがほとんどですが、RC選手の場合には例えlogomanであっても布切れです。現時点ではNTブランドの評価により、その価値は高く保たれておりますが、長期的に見た場合にどうなるかと言われると少し不安な部分ではあるかもしれませんね…。特に、最近では、全く違う選手のメモラビリアが貼られていたという検証結果も散見していたりします…。
International版とHobby版の差は…?
これについては文字数制限につき、別記事に移行することにしました。笑
今しばらくお待ちください。笑
おすすめ度
【ビギナーへのおすすめ度】
Hobby ☆☆☆☆☆
FOTL ★☆☆☆☆
例年NTは『ハイリスクハイリターンです! 皆さんギャンブル頑張りましょう!』という意気込みで臨むことが多いのですが、今年のNTはちょっとリスクに見合わないbox感が強いですね。現時点では初心者にはお勧めできません。もちろん今後ドラフト下位の選手が開花して買っておけばよかった…となる可能性はゼロではありませんが。欲しい選手のカードのシングル買いをお勧めします。
【ベテランへのおすすめ度】
Hobby ★☆☆☆☆
FOTL ★★☆☆☆
一発勝負をかけるならFOTLのGBでしょうか。
FOTLは FOTL RPAがextra HIT扱いとなり、FOTL RPA+通常RPAが1箱に封入されており、RPAが一枚多いことです。RPA狙いならHobby版に行くならFOTLに行く方がおすすめです。 Logoman狙いのギャンブルは否定しませんが、Box開封では勝ち目はほとんどなく、一番良いのは相場が落ち着いたころに好きな選手をシングル購入することでしょう。