こんにちは、ざわです。 

 

今週はやらなきゃいけないことが多いので忙しいです・・・・。

しかし、面白いニュースも毎日出てくるため、書き殴っておきます。

 

 

 

そもそもTikTokとは

1分程度の短い動画をシェアできるスマートフォン向けのアプリで、若者の間で最も使用率の高いSNSの1つです。

 

日本では楽曲に合わせて歌ったり踊ったりしている姿を投稿するユーザーもいれば、化粧の方法を紹介する動画、オススメの商品を紹介する動画など、主にエンタメ中心の動画を投稿するユーザーが多いです。

 

 

 

トレカの分野ではその配信・チャット機能を利用してトレカの開封・グループブレイクに利用されることもありました。

 

 

 

そして、Tiktokは中国が開発したアプリです。

 

もともと2016年9月に中国市場でリリースされた抖音の国際版がTiktokになります。

 

TikTokは2017年に中国本土以外のほとんどの市場でiOSおよびAndroid向けに提供開始されましたがが、2018年8月2日に別の中国のソーシャルメディアサービスMusical.lyと合併してから世界中で利用できるようになり、大流行を見せました。

 

中国の抖音と世界中のTiktokは形式は同じですが、独立した世界になっています。

そのため、抖音の動画はTiktokのアプリでは見れず、Tiktokの動画は抖音で見ることが出来ません。

 

 

抖音は中国人の間でトレカ開封に使われる有名なアプリの一つですが、私たちが世界で一番トレカを開封しているだろう中国人の開封結果を全く見ないのはこんなプラットフォームの違いがあった訳です。

 

ちなみに、教えていただいた情報によると抖音は中華トレカSNSの四天王の中でも最も弱いそうです・・・・。

 

 

まや、中国人がYoutubeやTwitter、Instagram等を使わない理由はGoogleが中国から撤退しているからです・・・・。 

そのため、Youtubeなどアメリカ製のアプリを使おうと思った際にはVPN接続という特殊な接続をする必要があり、それを通じてSNSで発信していることが国にばれたりすると・・・。

 

 

 

そんな中国人にとっては切っても切れないトレカとTiktokの関係ですが、Tiktokが利用規約を改訂し、話題となりました。

 

 

 

簡単に言うと、Tiktokでのトレカ開封を行う配信を禁止するとのことです。

 

 

 

その理由としてTiktok側からの説明では、

『ギャンブル性』 が挙げられています。

 

 

元々、最近爆発的に流行を見せる中国のトレカ開封ではGBが最も一般的な方法でした。

GBが爆発的に流行した理由として、

 

①中国人が中国人を信じていない

偽物のカードじゃないか? ケースヒットを抜いているのではないか? 重さをはかった後なんじゃないか? などといった疑念が拭えず、未開封ケースをライブ配信で開封することで信用を得るというメリットが非常に大きかった。  (それを行っても偽物やヒットレスをつかまされる事案もたくさんあったようですが・・・・)

 

②圧倒的な人口・コレクターの母数

中国の人口はとんでもなく多いです。トレカコレクターの数もとんでもなく多いです。

そのため、GBを行うときにもアメリカで行うようなランダムチーム・PYT以外にもPYP(ピックユアプレイヤー)・PYC(ピックユアチェックリスト)などといった超大人数参加型のGBが開催可能となっていたのです。 PYCの場合だと1caseに1000人近くがspotを購入して参加するなどが当たり前でした。

参加費が圧倒的に低くなり、HITカードはとんでもなく高価になる商品が多かったため、『宝くじ』のような感覚で参加する人がとても多かったようです。

 

 

といった背景がありました。

 

 

 

このようなギャンブル性を持ち、熱狂する人がどんどん増えていくトレーディングカードというジャンル。

 

 

中国という国家はあまり快く思わなかったのかもしれません。

 

 

というのも、人気となるカードは遊戯王やポケモンといった日本製のTCGや、NBAやMLB・Soccerといったアメリカ製のSport Cardsがほとんどです。

 

 

中国からすれば、仮想敵国であるアメリカや日本に外貨を提供し、国民をギャンブルで骨抜きにされている感覚があったのかもしれません・・・・。

 

 

その為、自分の国民を律するためにライブ配信での開封を禁止するという対策に出たのではないかと推測します。

 

 

 

それに相対するかのようにアメリカ・日本ではTiktokの使用禁止・制限をする動きが出てきていますね。これはTiktokのアプリを通じたスパイ行為を警戒しているという面の方が強いですが・・・。

 

 

 

 

 

逆に言えば、アメリカを母体とするGoogle/Youtube/Instagram?Whatnotといった媒体でのトレカ配信・GBという文化はアメリカに国益をもたらしているわけなので、ギャンブル性という危険性はありつつもすぐに規制の動きとはならないのではないかなと考えます。 

 

むしろ、Fanatics管理のもとしっかりとしたプラットフォームを形成し、管理されたGB・トレカ開封の世界が待っているようにも思われました。

 

 

以上、ざわの妄言でした。

 

また、いろいろな人の見解を見て追記等を行っていきたい問題ですね。