断続的に振っていた雨は日付が替わるあたりには止んだようだー
朝は青空が見えるぐらいに良い天気!
いつもの朝食とお弁当を作って早々に出発すると先ずは桜島に行く。
前回は30年前に行ってるがそれ以来だ。


今回は桜島をゆっくりと一周して見た。
溶岩の中を抜けていく気持ちの良い道は天気も良くて快走できる。
展望台に行くと鹿児島の町並みが海を挟んだ目の前に見える。

次はライダーの特性である「先っぽ」の佐多岬を目指して走るが途中出会うライダーが北海道レベルで手を上げていく。
道の横にはヤシの木やソテツが植えられており南国っぽい雰囲気でなんだか気持ちが良い。
佐多岬ロードパークウェイを使って11時には岬に到着した。
更に先端に行くには100円を払って歩いて行く。
窓口のおばちゃんは先端まで15分ということだったがゆっくりだったら30分掛かる。
それでも先っぽにかける思いがそうさせるのだろうが歩いている大半がライダーだ。
天気が良く気温も上がってきたようで汗が噴出してきた。
やっと駐車場に帰ってきたが兎に角、暑いので走り出す。

ここでトラブルが起こった。
信号待ちして青信号で発進しようとアクセルを開けるとブチッとワイヤーが切れてしまった。
アクセルがフリーの状態になり、エンジンが反応しない。
目の前にあったJAの駐車場を借りて落ち着いて考えてみる。
切れたのはハイスロからキャブに出ている引き側のワイヤーに間違いない。
ハンドルアップしているのでロング仕様でしかもメーカー不明のハイスロなので部品はバイク屋に行ってもないだろう。
ということはバイク屋を探しても無駄ということだ。
では運ぶのに運送屋を探す?いや待てよ、何か手はあるはずだ。
スローを目いっぱい上げて走れないだろうか?
5km程度なら可能だがあろうことかここは鹿児島で家まで1,000kmはある。
以前に忍者乗りのHPで同じことが起きた場合の対応方法を読んだことがあるのを思い出した。
戻し側のワイヤーをキャブのところで引き側に架け替えることで何とか走れる状態にできるようだ。
「よし、それをやってみよう」と声に出してから作業開始する。
いつものようにタンクを下ろし、サイドカバーをはずし、K&Nパワーフィルターを外す。
ここまでは車載工具で順調に作業が進むがインシュレーターを固定してあるプラスねじが車載のドライバーで外れない。
目の前にある農協の事務所にプラスドライバーを借りて作業を進める。
キャブが下りると予想通り引き側のワイヤーが切れていたので残骸のタイコを取り除き、ワイヤーを架け替えようとするがなかなか上手くワイヤーが掛からない。
アジャスターを目一杯緩めて余裕を与えてもう一度やってみると今度はうまくいった。
アジャスターの調整をして動きがスムーズか確認し、問題ないのでバラシた逆に組み付けていく。
タンクを載せてエンジンに火を入れてみる。
アクセルのひねる方向が逆なことを覗けば・・・問題はなさそうだ。
作業の途中でバイク屋を探してくれたり、部品屋を探してくれたり、いろいろ声をかけてくれたJAのお姉さんにお礼を言って出発する。

とっさのときに逆にひねってしまうと非常に危険だから神経をアクセルに集中して走り出す。
無理をしなければなんとか走ることが出来そうだ。
落ち着いてこれだけの対応ができたと自分ながら関心した。
何とかキャンプ場まで帰ってくることができた。

途中の道の駅でタマネギが100円で売っていたのを買ってきたので炒めて酒の肴にする。
まったりしていると犬をつれた老人が話しかけてきた。
聞かれることはいつも同じで「どこから来た?」「どこへ行く?」「バイクは何cc?」などだ。
文句を言われている訳ではないので丁寧に対応した。
今日はいろいろあって大変だったので早めに寝る事にする。


本日の走行距離:347km

宿泊地:鹿児島県姶良市 住吉池キャンプ場