毎日出会う言葉を手帳に書き写すのが好きなのだが、
今年はまだ新しい手帳を買っていない。
だから、ブログで残すことにした。
私がいつもお世話になっている頼れる友人が
「慰められた詩です」と送ってくれた。
言葉に傷つき
言葉に救われる
ヘッセは高校生の頃心酔していたが、
近頃はもっぱら「庭仕事の愉しみ」で親しみを感じていたくらい。
また、ちゃんと読んでみようと思う。
◆ 段階 ◆
どんな花もしおれ どんな青春も老年になるように
どの人生の段階も花開き 知恵もそれぞれ花開く
どの美徳も 決められた時に花開き
永遠に持続することは許されない
心はそれぞれの人生の段落ごとに
すでに別れと新たな開始のために準備をしなければならない
勇敢に悲しみは見せず
ほかの新しい絆に身をゆだねるために
そしてどの始まりにもひとつの魔力が内在し
それが私たちを守り 生きていくことを助ける
私たちは朗らかにひとつずつ段階を通り抜けるべきである
どの段階にも故郷のように執着してはならない
世界の守護神は私たちをしばりつけ窮屈にする意志はない
それは私たちを生の段階ごとに高め、広げようとする
私たちがひとつの生活領域に慣れ親しみ
くつろぎを覚えるやいなや 衰退の危険がさし迫る
出発と旅の用意のある者のみが
麻痺的な習癖から身をふりほどくことができる
おそらく死の時が私たちを若者として
新たな段階に送ってくれるであろう
私たちへの生の呼びかけは決して終わらないだろう
さあ 心よ 別れを告げよ 元気を出せ!
~ヘルマン・ヘッセの詩~