監督:スコット・ベック&ブライアン・ウッズ
主演:アダム・ドライバー、アリアナ・グリーンブラット
 
アダム・ドライバーが主演を務め、巨大隕石が衝突する直前の6500万年前の地球に不時着した男の運命を描いたSFサバイバルスリラー。
 
長期探査ミッション中の宇宙船が、小惑星帯と衝突して墜落した。乗組員のほとんどが命を落とし、船体は破壊され航行不能となってしまう。生き残った男ミルズは、どこかに切り離されたはずの脱出船を見つけ出すべく未知の惑星を探索する中で、コアという少女を発見する。実は2人がいるのは6500年前の地球で、恐竜を絶滅させた巨大隕石の衝突まであとわずかだった。
 
共演に「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」のアリアナ・グリーンブラット、「ガンパウダー・ミルクシェイク」のクロエ・コールマン。「クワイエット・プレイス」の脚本家スコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本、「スパイダーマン」シリーズの監督サム・ライミが製作を手がけた。(映画.com)
 
2023年製作/93分/G/アメリカ
原題:65
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2023年5月26日

 

何番煎じなん? 

 

惑星に不時着したら、
そこは恐竜ランド。
 
隕石が降り注ぐ中脱出するというお話。
 

  グッときた点

 

①ビーム銃が強い
 
ミルズ(アダム・ドライバー)が持つビーム銃。
 
これがかなり強く、
次々と恐竜を撃破していく。
 
見た目もスタイリッシュで、
弾の補充も必要なく(充電は必要そうな模様)、
恐竜とやり合うには最適なガジェットだった。
 
 
②恐竜とのバトルは迫力あり
 
完全にジェラシック・パークの二番煎じだが、
本家と比較しても恐竜の描写はリアル。
 
大きい奴も怖いが、
小さくてちょこまかしている奴が厄介。
 
これもジェラシック・パークも同様だが、
リアリティはあり、迫力は十分あった。
 

 

  惜しい点

 

①どっかで見たなぁ
 
これの連続。
 
恐竜のくだりとか、
惑星から脱出するみたいなところとか、
どっかで見たなあの連続で、
新しいものが何もなかった。
 
新しければ良いというわけではないが、
何か記憶に残るものがあったかというと、
何も残らなかった
 
②ノーサプライズ
 
結局無事に惑星を脱出できるんだけど、
特に大きなサプライズもなく普通に脱出。
 
ハッピーエンドではあるけど、
「良かった良かった」という位しか感想が無く、
盛り上がりに欠けた。
 

 

  感想

 

未知の星に言葉の通じない女の子がいて、

だんだん心を通わせ、

一緒に惑星脱出する。

 

その間は恐竜がいっぱい。

 

これ、90分だから良かったけど、

120分でやられたら、

余程の展開がない限り、

さらに厳しい結果になっていたと思う。

 

 

ビーム銃と、映像の投影機の二つで恐竜ランドを歩き回るのは流石にしんどい。

 

寝る時にバリアみたいなものも使っていたが、

ほとんど活躍せずに終わった。

 

もっと色々なガジェットを駆使して恐竜と戦って欲しかった。

 

余程観るものがなくて、

短い時間でサクッと映画観たいという人以外はスルーして良い作品だった。