監督:大友啓史
主演:佐藤健、有村架純
和月伸宏の人気コミックを佐藤健主演&大友啓史監督で実写映画化し大ヒットを記録した時代劇アクション「るろうに剣心」のシリーズ完結編となる2部作の第2弾。原作では緋村剣心が過去を語る形式で物語が進む「追憶編」をベースに、剣心が不殺の誓いを立てるに至るまでの物語と、彼の頬に刻まれた十字傷の謎に迫る。剣心に復讐するべく東京を総攻撃した上海マフィアの頭目・縁との壮絶な戦い。その理由は、剣心が「人斬り抜刀斎」と恐れられていた幕末へとさかのぼり、剣心が自らの手で斬殺してしまった妻・雪代巴の存在、そして十字傷の謎へと繋がっていく。かつての剣心の妻・巴を有村架純、シリーズ史上最恐の敵となる縁を新田真剣佑がそれぞれ演じる。緋村剣心役の佐藤健、神谷薫役の武井咲、相楽左之助役の青木崇高、高荷恵役の蒼井優、斎藤一役の江口洋介らおなじみのキャストも再結集。(映画.com)
2021年製作/137分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
「残念。尻すぼみ」
結局、愛した人を無くしたことが剣心を変えたという話。
映画「るろ剣」の最後を語る上で「始まりの物語」を持ってきたのは確かにうまいんだけど、
結局、剣心と巴の話ばかりになってしまい、
この作品全体の魅力であるアクションシーンが完全に影に隠れてしまった。
取ってつけたように前半で剣心が暴れるのだが、
肝心の後半では罠にはまってしまい、
アクションというよりもドラマを見ているようだった。
見ていて特に違和感を感じたのは下記の点だった。
①巴の旦那がぜんぜん死なない。
それまでのモブキャラはいとも簡単に死んでしまうのに、
巴の旦那は3回は粘っていた。
②北村一輝演じる「辰巳」が弱い。
ドスを聞かせた声でラスボス感を出すものの、
弱り切った剣心にすら大した粘りも見せずに負けるほどの実力。
集大成は最高に派手アクションで壮絶な戦いを演じて欲しかったが、
それは前作のファイナルでやってしまったから何とももったいない。
最終章はシンプルにビギニングを先にやって、
ファイナルをラストに持ってくれば良かったと思う。
ビギニングのラストがるろ剣1作目の初めに繋がるのだが、
ビギニングをちょっとかいつまんで、
ファイナルの最後に持ってくれば、
ビギニング➡ファイナルの流れでいい感じに編集出来たのではないかと思う。
結局、作り手の作品に対するエゴが見え隠れしてしまった。
この10年間のラストを綺麗に終わらせようと思ったのだろうが、
最後はキレイではなく、大暴れして欲しかったものだ。
ん-残念。
