監督:デビッド・リーチ
主演:ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ、バネッサ・カービー
メガヒットシリーズ「ワイルド・スピード」の通算9作目で、「ワイルド・スピード MEGA MAX」で初登場して以降、シリーズの顔となったドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスと、「ワイルド・スピード EURO MISSION」からシリーズに参戦したジェイソン・ステイサム扮するデッカード・ショウがタッグを組んで挑む戦いを描く。かつては敵同士で何もかも正反対のホブスとショウが、いがみあいながらも、目の前に立ちふさがる謎の強敵ブリクストンに挑んでいく。ブリクストン役は「パシフィック・リム」「マイティ・ソー」シリーズのイドリス・エルバが務め、物語の鍵を握るショウの妹ハッティに「ミッション:インポッシブル フォールアウト」のバネッサ・カービー。監督は「ジョン・ウィック」「デッドプール2」のデビッド・リーチ。
(映画.com)
2019年製作/136分/G/アメリカ
原題:Fast & Furious: Hobbs & Shaw
配給:東宝東和
「相変わらず話の内容なんてどうでもよい」
痛快であれば良い。
このシリーズはもうこれに尽きる。
昔のジャンプじゃないけど、
友情、努力、勝利が三拍子そろっていることが、
このシリーズの人気を支えていると俺は見ている。
今回もとにかくハチャメチャ。
しかも、犬猿の仲のホブスと、ショウが組むっていうんだから、
そりゃあもう面白いに決まってるよね。
「これはワイスピじゃない」なんて意見もあるけど、
結局、友情、努力、勝利は健在で、
俺はしっかりワイスピしていると思った。
敵の設定もハチャメチャで、
もはや人間では相手にならないから、
生物兵器みたいな奴が敵として最後までホブスとショウを追い詰める。
カーアクションはさすがワイスピ。
敵の自動追尾バイクと、トランスフォーマー顔負けのトランスフォームによって、
人間を超越したバトルが展開される。
サモアでの決戦は、
もはやただの殴り合いで、
まるで「アベンジャーズ」でも見せられているかのような展開だった。
でも、最後は2人で協力して敵を打つ作戦にでて、
一件落着!
この辺りはこちらもニヤニヤしながら見ていた。
ホブスに至っては何回人類を救ってるんだというくらい、
救ってきていて、完全にドラゴンボールの世界に入ってきている。
ド級のアクションと、
その間に差し込まれるユーモラスなやりとりで、
終始暇を与える隙もなく話は進み、
極上の娯楽映画に仕上がっている。
やっぱワイスピは最高だなぁ。

