監督:松本人志  
主演:大森南朋、大地真央、寺島しのぶ、片桐はいり、冨永愛、佐藤江梨子

これはひどい。

松本人志のやりたい放題に付き合わされるだけの映画。
コントを作るという点では松本人志は天才だと思う。

しかし、映画を作るという点では素人よりもたちが悪い。
富と名声を手にしてしまったばっかりに、
周りが口出しできない状況になってしまったのだろうか。

興行も大失敗に終わったとのことだが、
この映画自体、興行には全く向いていない。
北野武は本物の映像作家だと思う。
それは作品からプロが作った魂のようなものを感じるからだ。

松本の映画は逃げだ。
結局恥ずかしくて、コントみたいな形にしか終わらせることが出来ていない。

この映画に期待して1800円払ったお客さんは、
二度と映画館に松本映画を見に行くことはないだろう。

ただし、構図は良くなっている。
そういう意味では監督としての腕は少しは上がってきているのではないか。

映画に真剣に向き合い、
プロとして心構えを変えない以上、

松本についてくる人はいなくなるだろう。