監督:ジャン=マルク・バレ
主演: マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レト
マシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの演技が秀逸だった。
特にマシュー・マコノヒーは21キログラムに及ぶ減量を行い、
見た目も完全に末期の重病患者だった。
さらに演技にも説得力があり、オスカーを獲得したのが納得できる。
そして、これが実話を基に作られてるってんだからすごい話。
この映画は半端無くアナーキーな考え方に基づいているものの、
「全力で生きろ!」と言っている。
余命が30日と言われた男がそこから7年生きた。
自分の生命は自分で守り、
自分の人生を生き抜く、
本当はそれが生き物として当然な生き方なんだろうね。
まったく興味がなかったはずの薬の世界でビジネスを進める内に、
製薬会社が勧める新薬の危険性を説き、
金儲けだったはずの薬のビジネスは、
やがてエイズ患者を救いたいという思いにかわる。
ビジネスの本質がここにあるように感じた。
ビジネスは金儲けでは成功しない、
「誰かを幸せにしたい」という強い思いにお金がついてくるものだ。
この映画の主人公のロンはビジネスの本質を掴んだのではないかな。
でも、その時に金儲けを意識していたかというと、
後半に関しては、もうそんな事どうでも良かったはずだ。
映画のなかでこんな台詞がある「1度しか無い人生を生き抜いてやる」
みんな同じことを思っているはずだけど、
忙しい生活の中では気がついていない。
余命を宣告されて初めて気づく生命の尊さ、
そして、人生を生き抜く権利。
無茶苦茶な話ではあるし、ロンのようなアナーキーな感じにはとても慣れないけど、
1度しか無い人生は地に足をつけて楽しまなくてはならないと思った。
