監督:ウェス・アンダーソン
出演:レイフ・ファインズ、F・マーレイ・エイブラハム、マチュー・アマルリック、エドワード・ノートン、ウィレム・デフォー

映像がお洒落。

シュールなコメディとセンスの良い映像センスとミステリーが織りなすお洒落な映画。
カメラワークもキューブリックを彷彿させる奥行きを上手く魅せるセンスの良さが心地よかった。

しかし、今ひとつ。
センスが良いのはわかるが、逆に言えばそれだけ。
別に話が面白いわけではない。

コントのようなスピード感でポンポン物語が展開するが、
この映画は物語を楽しむ映画ではなく、
お洒落なカフェでセンスの良い本を読んで、
コーヒーを流し込みながら、その雰囲気を楽しむような映画である。

ミステリー的な部分もあったが、
それ自体はまったくハラハラしない。
全部がお洒落だからそれでお腹一杯。

色々と賞を受賞している本作ではあるが、
俺の好みではなかった。

このセンスがあれば、
もっともっとセンセーショナルな内容でも良かった気がする。

うーん、もったいない。