監督:モルテン・ティルドゥム
主演:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ
実際に起きたある天才数学者の話。
第二次世界大戦下のイギリスで、
アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)がエニグマという暗号解読に挑む。
これは絶対に不可能なミッションだった。
しかし、天才的な発想と信念を持って、これを解読する。
結果的には戦争を2年早く終わらせ、1400万人を救ったと言われている。
しかし、その後チューリングは同性愛者として罰せられ、
最後は自殺してしまう。
天才の生涯はかくも儚いものなのか。
そんな悲しさすら感じる。
映画は真摯にこのドラマを捉えている。
映像も明るさを抑え、しっとりした画作りを行っている。
その効果もあって、重厚なドラマが緊張感を保ちながら進んでいく。
ベネディクト・カンバーバッチの声が良い。
イヤホンをつけながら聞いていると、
チューリングの声から決意を感じる事が出来た。
エニグマの解読シーンは私も興奮した。
何年も追い続けていた真実が目の前に現れた時、
人は我を忘れて目的をなすのだろう。
チューリングは異常だ。
コミュニケーション能力は劣等生っぷりを発揮しているが、
暗号解読に関しては天才的なのである。
やはりこういうことなのだ。
多くの凡人と天才のバランス。
それが世の中に新たなイノベーションを作っている。
しかし、天才は大変だ。
凡人と悩みが違うから、、、。
私は偉業を成し遂げなくていよい。
普通の生活が何よりも幸せだから。
