監督:土井泰裕
主演:有村架純、伊藤淳史

こんなに単純な話なのに、
涙が溢れてしまった。

塾講師である原作者が体験した実話。
ネットでは実際のビリギャルについての暴露があり、
色々と叩かれておる次第です。

でも、そんなの関係ねー。

この映画は私たちに元気をくれる良い映画です。

そんなに上手くはいかねーよって思う気持ちもよく分かる。
でも、映画はそれでいいじゃねーか。

とにかく頑張るさやか(有村架純)を応援している自分と、
坪田先生(伊藤淳史)に勇気づけられている自分がいる。

トーンも明るく、現実味のない登場人物が次から次へと出てきて、
いじめや、偏見にあふれたこの世の中に、夢を見させてくれる。

どんなにネットで叩かれていようが、現実離れしていようが、
「未来を切り開くのは意志でしかない」のは本当だと思う。

これは単純なストーリーであり、メッセージだ。
原作者にはがっぽり印税も入り、講演会は大盛況。
そんな原作者が気に入らない人達がいっぱいいるが、
これだけ評判になるってことは、本質を捉えていたからだろう。

私はこの物語を素直に受け止めている。
娘がいる現状で、小さな娘の将来と、
自分の父親としての未来が少し重なった部分もあった。(想像だけどね。)

特に母親の姿には学ぶべきものがあった。
一歩間違えば過保護で親バカとも思えてしまうが、
自分の子供を信じ、自分の身を粉にする姿にはグッとくるものがあった。

という訳で、ビリギャルは暗い話題が多い現代に、
夢と希望を自分でつかむことを教えてくれる温かい物語であった。